岡本太郎記念館 企画展「対峙する眼」

開催期間: 2020年9月30日 ~ 2021年3月14日
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岡本太郎は“洋画家”としてキャリアをスタートさせたけれど、絵の内容は普通の洋画家とは大きく異なるものでした。風景画、人物画、静物画、裸婦画……など、一般的な西洋画題をまったく描いていないからです。

ではいったい太郎はなにを描いていたのか?残念ながら、それがなにを表しているのかは、絵を見ただけではわかりません。ただ、ひとつだけはっきりしていることがあります。「眼」です。太郎の絵にはかならず眼が描かれている。しかも多くは複数の眼です。
具体的なことはわからないけれど、少なくとも太郎が描いていたのは“生きもの”であり、“いのち”だった、ということだけは疑いありません。岡本太郎はいのちを描いた作家だった、ということです。
とりわけモチーフとして頻出するのが「対峙する眼」です。ふたつの“いのち”が語りあい、睨みあい、笑いあう。そしていつのまにか、複数の眼が生命力をたぎらせ、群れをなして鑑賞者を睨みつけてくる。

本展では、対峙するいきものが描かれた作品を集め、一望します。いのちを宿した「岡本太郎の眼」と対峙してみませんか?

画像:「にらめっこ」1978

電話番号03-3406-0801
営業時間10時~18時
休業日火曜日(祝日の場合は開館)
交通手段銀座線・千代田線・半蔵門線 『表参道』駅より徒歩8分
入場料一般  ¥650
小学生 ¥300
URLhttp://www.taro-okamoto.or.jp/

アクセス情報

東京都港区南青山6-1-19
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