イベント
そのとき、その場所だから楽しめるイベントスポットです。
虎屋 赤坂ギャラリー パネル展「とらや赤坂店ガイド」
虎屋は室町時代後期の京都で創業し、以来、五世紀にわたり和菓子屋を営んでまいりました。後陽成天皇の御在位中(1586~1611)より、御所の御用を勤めています。明治2年(1869)、京都の店はそのままに東京にも進出。赤坂の地にはじめて店を構えたのは明治12年(1879)で、まもなく150年を迎えようとしています。 このたび、虎屋 赤坂ギャラリーでは、虎屋の歴史や赤坂店の建築について、パネルでご紹介いたします。また、虎屋所蔵の史料のうち、御所の御用に関連する「口宣案(くぜんあん)」や「御門鑑(ごもんかん)」の複製品などを展示いたします。
第6回ラテンアメリカへの道フェスティバル 「ブラジル友好交流年」
中南米の音楽や舞踊、食文化などを中心に様々な角度から紹介することにより、中南米に対する理解を深め、友好の輪を広げることを目的としています。今回は、日本・プラジル外交関係樹立130年「ブラジル友好交流年」をお祝いするものです。ブラジル大使館を中心に、中南米の国々の料理や物産、民族音楽・舞踊をご堪能ください。
21_21 DESIGN SIGHT 企画展「ラーメンどんぶり展」
ラーメンの歴史と現在、ラーメンと丼の解剖、アーティストラーメンどんぶり、美濃焼の産地についてを中心に構成され、デザインの視点からラーメン丼にせまります。
パナソニック汐留美術館 「オディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き」
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの画家オディロン・ルドン(Odilon Redon 1840-1916)。ルドンが描く、光と影が生みだす輝きを宿した夢幻の世界は、時代や地域を超えて、今なお多くの人々を惹きつけています。我が国日本においても、ルドンの生前か ら彼の作品と芸術は紹介され、現代に至るまで、美術や文学、音楽、漫画等、幅広い分野でインスピレーションを与え続けています。 本展は、世界屈指の岐阜県美術館のコレクションを中心に、国内外の名品を加えた約110点の作品により、ルドンの豊穣な画業の全容をご覧いただくものです。伝統と革新の狭間で、近代美術の巨匠ルドンが独自の表現を築き上げていく姿を紹介します。
化粧文化ギャラリー「ヨーロッパの装い 19-20世紀を中心に」
産業革命の技術革新を経たヨーロッパ社会は近代化へと進む中、ビューティーの分野でも現在私たちが行っている化粧へと直接つながる化粧品やテクニックが登場し、その影響は日本の化粧文化にも及びました。「ヨーロッパの装い」展では、ポーラ文化研究所のコレクションの中から、化粧道具や装身具など19世紀から20世紀のヨーロッパの装身に関する所蔵品をご紹介します。
琵琶ひとひら会 「第6回びわづくし」
琵琶寄席、はじめました! 日本で唯一の琵琶専門店『石田琵琶店』のある港区で、琵琶に常に出会える場を展開します。会場となる“港区立伝統文化交流館”は、昭和11年に見番として建てられた大変趣きのある建物です。当時の面影を残す百畳敷の大広間で、琵琶の弾き語りに触れるひとときをお楽しみ下さい。 六回目となる今回は、声の芸能としての【琵琶】に着目しながら、平家琵琶と薩摩琵琶による平家物語の世界をお届けいたします。 ◎予約・お問い合わせ biwahitohira.2021@gmail.com 090-5996-9137(12時~18時)
サントリー美術館 「酒呑童子ビギンズ」
酒呑童子は、日本で最も名高い鬼です。平安時代、都で貴族の娘や財宝を次々に略奪していた酒呑童子が武将・源頼光とその家来によって退治される物語は、14世紀以前に成立し、やがて絵画や能などの題材になって広く普及しました。なかでも、サントリー美術館が所蔵する重要文化財・狩野元信筆「酒伝童子絵巻」(以下、サントリー本)は、後世に大きな影響を与えた室町時代の古例として有名です。このたびの展示では、解体修理を終えたサントリー本を大公開するとともに、酒呑童子にまつわる二つの《はじまり》をご紹介します。 酒呑童子の住処といえば、物語によって丹波国大江山、あるいは近江国伊吹山として描かれ、サントリー本は伊吹山系最古の絵巻として知られます。以降、このサントリー本が《図様のはじまり》となり、江戸時代を通して何百という模本や類本が作られました。 さらに近年注目されるのは、サントリー本とほぼ同じ内容を含みながらも、酒呑童子の生い立ち、すなわち《鬼のはじまり》を大胆に描き加える絵巻が相次いで発見されていることです。 本展では、これらの《はじまり》に焦点をあて、絵画と演劇(能)の関連にもふれながら、酒呑童子絵巻の知られざる歴史と多様な展開をたどります。現代のマンガやアニメにも息づく、日本人が古来より親しんできた鬼退治の物語をお楽しみください。 *酒呑童子は、酒伝、酒顛、酒典、酒天とも表記されます。本展では、作品名は基本的に題箋の表記を尊重し、物語や鬼の汎称として「酒呑」の語を用いています。 ※作品保護のため、会期中展示替を行います ※本展は撮影禁止です
港区立みなと科学館 2025 春の企画展「カガクノミカタ - ディスカバー フシギの見つけ方! -」
あたりまえからフシギをさがす 目の前になにげなくひろがる暮らしの中にも、生きものや生活の道具、文化にも、たくさんの「フシギ」が潜んでいます。しかし、なんとなく見るだけでは、その「フシギ」に気付くことは難しいものです。 いつもと見方を変えることで新しい発見があるかもしれません。 科学の見方をつかって「フシギ」を探してみましょう!! ヨシタケシンスケさんの親しみやすく可愛らしいイラストも楽しみながら、科学的な学びの初歩である「課題発見力」を育てましょう。 ※スタンプラリー開催 今回紹介する科学のミカタは、全部で7つあります。全てのブースをまわって、スタンプを集めましょう! その他、企画展のくわしい内容は、みなと科学館ホームページで随時最新情報を公開してまいります。
東京シティビュー 『手塚治虫「火の鳥」展 -火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴-』
数々の名作を生みだした手塚治虫が、みずからのライフワークと宣言したマンガ『火の鳥』は、その血を飲んだものは永遠の命を得るという伝説の鳥“火の鳥”を追い求める人々の葛藤を描く一大傑作長編です。過去と未来を交互に描きながら、「生と死」「輪廻転生」といった哲学的なテーマを縦横無尽に表現した本作の壮大な世界観は、今もなお人々の心をとらえてやみません。 本展では、生物学者・福岡伸一氏が企画に携わり、30年以上の長きにわたって執筆された壮大な叙事詩を読み解きます。さらに、本展のキービジュアルは、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏が担当。時空を超えて存在する超生命体“火の鳥”を中心に、赤と黒を基調としたインパクトのあるデザインです。 『火の鳥』の連載開始から70年が経過した今、福岡氏を道先案内人として、新たな生命論の視点から『火の鳥』の物語構造を読み解き、手塚治虫が生涯をかけて表現し続けた「生命とはなにか」という問いの答えを探求します。 ※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記です。
「第22回港区観光フォトコンテスト2024」入賞作品展
港区内の名所・旧跡、四季の風物詩から隠れたスポットまで、写真を通じて港区の魅力を再発見することを目的として、今回、22回目を迎えた港区観光フォトコンテストです。 「一般部門」と中学生・高校生を対象とした「フォトコン甲子園部門」の2部門で作品を募集。 写真家 織作峰子氏を委員長とする審査会によって選出された、23点の入賞作品を展示いたします。 【画像】 一般部門 金賞 「赤坂離宮正面玄関」 秋元 孝光
サントリー美術館 「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」
エミール・ガレ(1846–1904)はフランス北東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、父が営む高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を引き継ぎ、ガラス、陶器、家具において独自の世界観を展開し、輝かしい成功を収めました。 ナンシーの名士として知られる一方、ガレ・ブランドの名を世に知らしめ、彼を国際的な成功へと導いたのは、芸術性に溢れ、豊かな顧客が集う首都パリでした。父の代からその製造は故郷ナンシーを中心に行われましたが、ガレ社の製品はパリのショールームに展示され、受託代理人等を通して富裕層に販売されたのです。1878年、1889年、1900年には国際的な大舞台となるパリ万国博覧会で新作を発表し、特に1889年の万博以降は社交界とも繋がりを深めました。しかし、その成功によってもたらされた社会的ジレンマや重圧は想像を絶するものだったと言い、1900年の万博のわずか4年後、ガレは白血病によってこの世を去ります。 ガレの没後120年を記念する本展覧会では、ガレの地位を築いたパリとの関係に焦点を当て、彼の創造性の展開を顧みます。フランスのパリ装飾美術館から万博出品作をはじめとした伝来の明らかな優品が多数出品されるほか、近年サントリー美術館に収蔵されたパリでガレの代理店を営んだデグペルス家伝来資料を初公開します。ガレとパリとの関係性を雄弁に物語る、ガラス、陶器、家具、そしてガレ自筆文書などの資料類、計110件を通じて、青年期から最晩年に至るまでのガレの豊かな芸術世界をお楽しみください。 ※作品保護のため、会期中展示替を行います