江戸時代後期を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)は、世界で最も著名な日本の芸術家の一人です。《冨嶽三十六景》や『北斎漫画』など、一度見たら忘れられないインパクトを持つ作品の数々は、国内外で高い人気を誇っています。
北斎と海外との関係については、モネ、ドガ、ゴッホら印象派およびポスト印象派の画家たちによる北斎への傾倒や、フランスを中心としたジャポニスムへの影響が有名ですが、イギリスにも多くのコレクターや研究者がおり、その愛好の歴史は19世紀まで遡ることができます。なかでも大英博物館には、複数のコレクターから入手した北斎の優品が多数収蔵されており、そのコレクションの質は世界でもトップクラスです。本展では、この大英博物館が所蔵する北斎作品を中心に、国内の肉筆画の名品とともに、北斎の画業の変遷を追います。約70年におよぶ北斎の作画活動のなかでも、とくに還暦を迎えた60歳から、90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を当て、数多くの代表作が生み出されていく様子をご紹介します。また、大英博物館に北斎作品を納めたコレクターたちにも注目し、彼らの日本美術愛好の様相を浮き彫りにします。
※作品保護のため、展示替えあり
電話番号 | 03-3479-8600 |
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営業時間 | 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) ※4月28日(木)、5月2日(月)~4日(水・祝)は20時まで開館 ※いずれも入館は閉館の30分前まで ※開館時間は変更の場合があります |
休業日 | 火曜日 ※5月3日、6月7日は開館 |
入場料 | 一般当日 ¥1,700(前売 ¥1,500) 大学・高校生当日 ¥1,200(前売 ¥1,000) ※中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_2/index.html |