加賀千代句碑/薬王寺

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元和7年(1621)に麻布狸穴に開創された薬王寺は、寛文元年(1661)に現在の場所に移転しました。俳人加賀千代は、諸国歴遊の途中に薬王寺の井戸水が霊水であるとの噂を耳にしここへ立ち寄りました。千代はここで、「朝顔に釣瓶取られてもらい水」(朝起きて外へ出てみると、井戸の釣瓶に朝顔がからみついて咲いているので、それをちぎって水を汲むには忍びないと思い、そのままにして近所からもらい水をした、の意)と詠みました。その井戸は現在も残っています。

アクセス情報

東京都港区三田4−8−23
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