高橋是清翁記念公園
マイルートに追加
高橋是清翁の本邸跡。翁は安政元年、幕府絵師川村庄右衛門の子として増上寺中門前で生まれました。仙台藩士高橋是忠の養子となり、11歳の時横浜ヘボン塾で英語を学び、14歳で米国へ留学しました。宿泊先から奴隷に売られ、苦労の末明治元年に帰国。官吏、日銀総裁を経て政界へ入り、大正12年を初めに満州事変以後歴代内閣の蔵相を務めました。卓抜な英語力と苦境に強い精神力を持ち、「ダルマ」の愛称で親しまれましたが、昭和11年2月26日の2.26事件の時ここで暗殺されました。池のある、日本庭園の趣きをもった公園は、カエデ、モッコク、ウラジロガシなどの広葉樹が四季を彩り、訪れる人を楽しませてくれます。