20世紀最大の巨匠のひとりアンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。
本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。
本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。
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050-5541-8600(ハローダイヤル)
営業時間 | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで |
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休業日 | 毎週火曜日休館 ※ただし4月30日(火)は開館 |
交通手段 | 東京メトロ千代田線乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結) 東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分 都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分 |
入場料 | 当日 2,200円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生) 前売 2,000円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生) 中学生以下は入場無料。 障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。 4月3日(水)~8日(月)は高校生無料観覧日。(学生証の提示が必要) |
URL | https://matisse2024.jp/ |