スマホ写真でも気軽に参加できる! 「港区観光フォトコンテスト」に応募したくなる東京・港区のフォトスポット特集

港区観光協会では現在、東京・港区の観光資源の紹介と区内の魅力再発見を目的とした「第18回 港区観光フォトコンテスト」の応募作品を受付中です。
毎年、カメラ部門、スマホ部門、中学生・高校生の応募作品を対象としたフォトコン甲子園の3部門で開催しているこのフォトコンテストは、区内に在住・在勤・在学の方でなくても応募が可能。日本を代表する写真家の織作峰子先生が審査委員長を務める本格的なフォトコンテストでありながら、スマホ写真でも気軽に応募が可能なみんなのためのイベントです。
最高賞金10万円のほか、区内のレストランお食事券やお買い物券など副賞も本コンテストの魅力。今回はぜひぜひ多くの方に応募していただきたいという願いを込めて、過去受賞作を見ながらおすすめのフォトスポットをご案内。
応募期間は2021年1月31日(日)まで。このページの情報を参考にしてぜひ奮ってご応募ください!
「第18回 港区観光フォトコンテスト」

↓カメラ部門・スマホ部門のご応募・詳細はこちら↓
https://minato-kanko.mitte-x.istsw.jp/contest-entrance.html?id=338916&cn=8

↓フォトコン甲子園部門のご応募・詳細はこちら↓
https://minato-kanko.mitte-x.istsw.jp/contest-entrance.html?id=338921&cn=9

レインボーブリッジ/お台場 撮影スポットの数は無限大!自分だけの景色を探そう

都心とお台場とをつなぐレインボーブリッジは、臨海副都心の発展とともに平成5年(1993年)に開通。今では東京を象徴するスポットのひとつになりました。昼間の景色が美しいのはもちろんのこと、夕方以降、日によって様々な色にライトアップされる姿は夜景スポットとしても有名です。

東京湾にかかる巨大な橋は、芝浦側とお台場側の両岸のほか、港区と隣接する中央区の豊海水産埠頭や豊洲ぐるり公園などからも一望した景色を収めることができます。

【第16回・エリア賞】着艦クイーンエメラルダス 撮影:安達 丈晴

また、この橋には約1.7kmの遊歩道が取り付けられており、9時から21時まで歩いて渡ることが可能(ただし、11月から3月までは10時から18時まで。毎週第3月曜日と祝日の翌日は休館)。橋の上でも個性的なカットが撮れます。

【第15回・スマホ部門「ゴールド」】カモメと遊ぶ 撮影:平田 淳

一方で、芝浦埠頭あたりから望むお台場は、東京湾と個性的な建築群が相まった、港区を代表する景観です。とにかく広大な範囲なので写真に映る表情もさまざま。風景そのものからベストスポットを見つけるのもいいですが、家族などの大切な人や周辺の出来事などにフォーカスをあてて、レインボーブリッジや街並みを背景に活かした一枚というのもきっと素敵でしょう。

芝公園 東京タワーの全景をすっぽり収めるベストスポット

明治6年(1873)に日本最初の公園のひとつとして指定された芝公園。ファミリー向けの児童遊園や野球場などを擁していて、老若男女問わず港区民の憩いの場所になっています。増上寺を囲むように広がる約1.3ヘクタールの園内は1号地から23号地までの番号で分けられています。

そんな芝公園は東京タワーの人気撮影スポット。東京タワーの撮影スポットは港区内にも幾つかありますが、なんと言ってもここの魅力は赤いタワーを間近から見下ろす迫力いっぱいのアングルです。

【第15回・エリア賞】夜桜に乾杯 撮影:平野 博之

例えば御成門駅と接した4号地の時計塔あたりからは、並木道の電灯が作る光のアーチの先にライトアップされた東京タワーがそびえる都会の公園ならではの情景たっぷりな画に出逢えます。夕暮れ時以降に綺麗な一枚を撮るためには三脚の持参がマストです。

【第15回・入選】東京タワーと背比べ 撮影:寺嶋 綾香

また、芝生広場の1号地では若い親子などが憩うほのぼのとした風景が撮影できます。お正月を迎えるこの時期、隣接する増上寺で初詣した後に東京タワーをバックにして家族写真撮影なんていうのもいいですね。東京都民にいつまでも愛される港区の名所をあなた色の一枚に収めてください。

芝・芝浦界隈の運河 乗り物好きにはたまらないベイサイドビュー

東京湾にはクルーズ船や観光客船のような大型船のほかにも、屋形船や釣り船などの大小さまざまな船が行き交っています。芝や芝浦あたりの水路にはそうした船の係留場所が点在し、都市と融合した独特の景観を作り出しています。

【第15回・銅賞】交差 撮影:鈴木 正和

浜松町と田町の間にある金杉橋は、古くは歌川広重による江戸名所百景の中にも描かれた場所です。目の前に海が迫り、漁師が小舟を浮かべる江戸時代の姿と比べるともちろん今はすっかり景色が変わりましたが、都心環状線の高架下に位置する橋から見る川の上には多数の屋形船が係留し、江戸の人情風情を感じる景色が撮影できます。

【第15回・入選】URBAN COMET (アーバンコメット) 撮影:杉浦 則之

また、田町駅の東口方面に敷かれた芝浦運河あたりも撮影スポットとして魅力的。水辺のある街並みには小型船があちこちに見られ、さらにはモノレールの走行風景も加わり、陸と海の乗り物がセットになった港区だけの景色が見つかります。アーバンな海辺の雰囲気を醸す夜景も素敵です。

八芳園 四方八方どこを切り取ってもフォトジェニック!

もともと江戸時代の初期には徳川家康の側近だった大久保彦左衛門の屋敷だった土地を、明治から昭和の時代に実業家・政治家として活躍した久原房之助が大正4年(1915)に取得。彼が整備した約1万2000坪の屋敷と庭園を礎として今日の姿を築いてきた八芳園。

そもそも八芳園という名前には「四方八方どこからみても美しい」という房之助の思いが込められており、その言葉通り、自然の地形を活かしつつ、樹齢四百年を越える樹木や日本以外の東洋の国から渡ってきた何百年も昔の遺物を集めた庭は、どの角度から切り取ってもフォトジェニック。ウエディングの撮影にも使われる場所だけに、まさにカメラマンの心を躍らせる空間です。

【第17回・エリア賞】鯉に恋してハイポーズ 撮影:松田 敏雄

房之助の別邸として建てられ、威風堂々とした和の趣を漂わせる正門をくぐると、現在は料亭として使用されている壺中庵や風情たっぷりな水亭などが見られ、池をすいすいと泳ぐ錦鯉たちが生命の輝きを感じさせます。きっと、ここが東京であることを忘れさせる、絵画のような一枚が撮れるはず。

ウォーターズ竹芝 2020年誕生のスポットで新しい絶景を見つけちゃおう!

最後に過去受賞作にはない撮影スポットですが、まだ多くの人が見つけていない新しい景色を探すなら今年10月にまちびらきしたばかりのウォーターズ竹芝がおすすめ。

浜松町駅から徒歩56分の位置にあるウォーターズ竹芝は、劇団四季の新劇場やラグジュアリーホテルの「メズム東京、オートグラフ コレクション」、商業施設の「アトレ竹芝」などが集まった複合施設です。竹芝桟橋に近接し、目の前はすぐそこが東京湾。お台場や豊洲、浅草、葛西と繋がる水上バスの船着場もあります。

水辺に面して地上の広場からビルの4階までがテラスになっているところが特徴的。また、緑豊かな芝生の広場とシームレスに繋がるような形の水辺は、「ミズベリング竹芝」のプロジェクトのもと竹芝干潟として整備され、かつて東京湾に多く生息した生き物の棲みかとして保全・再生を図っていくそうです。

新スポットを散策しながら、ショッピングや食事と写真撮影をセットで出かけたら楽しそう。夕暮れ時に人と街が重なり合う姿をスローシャッターなどで収めても印象的な画が撮れそうですね。

以上、5つのスポットをご案内しましたが、東京・港区にはそのほかにも六本木ヒルズや旧芝離宮恩賜庭園、愛宕神社など、ここでは語り尽くせないほどのフォトスポットがいっぱい。
また、特定のスポットではなくても素敵な場所、場面はたくさんあると思います。スマホ写真でも応募できますので、ぜひ皆さんのお気に入りの一枚でご参加ください。
「第18回 港区観光フォトコンテスト」の応募期間は2021年1月31日(日)まで。たくさんのご応募をお待ちしております。


「第18回 港区観光フォトコンテスト」のご応募・詳細はこちら

↓カメラ部門・スマホ部門↓
https://minato-kanko.mitte-x.istsw.jp/contest-entrance.html?id=338916&cn=8

↓フォトコン甲子園部門↓
https://minato-kanko.mitte-x.istsw.jp/contest-entrance.html?id=338921&cn=9

「港区観光フォトコンテスト」その他の過去受賞作はこちらに掲載中
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/photocontest/

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