芸術
アートや美術品を鑑賞できるスポットやイベントのご紹介です。
港区立郷土歴史館の「港区たてものウォッチング」で建物に興味津々!
2023年7月27日
港区の自然や歴史、文化を深く知り、交流するための拠点として2018年(平成30年)に開館した港区立郷土歴史館。港区のあゆみを学ぶことができる常設展のほか、企画展・特別展も随時開催されています。2023年(令和5年)9月18日まで開催されている夏休み企画展「港区たてものウォッチング~お寺や洋館をたずねてみよう~」では、港区内にある歴史的建造物の写真や図面のほか、実際に使われていた建築部材などが展示されています。お寺の本堂で使われていた部材や洋館のステンドグラスなど、貴重な資料をたくさん見ることができるこの企画展を訪ねてきました。 和風建築や洋館など、建物の見どころがわかる夏休み企画展が開催中 港...
2024年から新千円札の顔に!「北里柴三郎記念館」で近代日本医学のルーツを知る
2023年6月26日
※すべての画像:複写・転用・転載・複製を禁ずる 2024年度の上半期(4~9月)を目途に、一万円札、五千円札、千円札の3種類が20年ぶりに刷新されます。新一万円札の肖像は日本近代社会の創造者と言われる実業家の渋沢栄一、新五千円札の肖像は女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子、そして、新千円札の肖像は近代日本医学の父として知られる微生物学者の北里柴三郎です。 新千円札の顔となる北里柴三郎とは、いったいどんな人物だったのでしょうか。港区白金にある北里柴三郎記念館には、北里柴三郎にまつわる資料や研究業績が展示されています。新紙幣の発行を前に記念館を訪ね、近代日本医学の黎明期を支えた北里博...
口紅のお試しもOK!「紅ミュージアム」で紅の文化と真髄に触れる
2023年6月26日
文政8年に日本橋小舟町で創業した伊勢半本店は、日本に残る最後の紅屋(べにや)として、現在も伝統の紅づくりを行っています。紅とは、紅花(ベニバナ)の花びらから採取する希少な赤色色素のこと。そんな紅の文化を未来へと繋げていくために、伊勢半本店では資料館の紅ミュージアムを設立し、日本の紅と化粧の歴史を伝えています。海外からの観光客も増えているという紅ミュージアムで、紅の魅力に触れてきました。 紅の歴史と生産・流通の過程を辿る常設展示 紅ミュージアムへのアクセスは、表参道駅から歩いて12分ほど。渋谷駅や新橋駅から出ているバスに乗る場合は、「南青山七丁目」停留所で下車してください。紅ミュージアムは、入口...
日本の美学が見えてくる。 八芳園を巡って日本庭園を知ろう!
2023年6月21日
日本庭園は、日本の美しさが感じ取れる場所の1つ。港区にある八芳園は、日本庭園の魅力を満喫するのに格好のスポットです。今回は、八芳園を訪ねて庭園の巡り方やみどころをガイド。日本庭園の楽しみ方をご案内します。 本館の入口でガイドマップとイヤホンガイドをセットしてスタート! 港区・白金台にある八芳園は、日本庭園を中心に、結婚式場やレストラン、宴会場があります。その名前は、「四方八方どこから見ても美しい」というところに由来し、庭園の景色が自慢です。庭園は開放されており、入場料無料で誰でも散策することができます。散策方法は次のとおりです。 1.正門をくぐり、本館へ向かう 八芳園へは正門から入り、順路に...
国立新美術館にルーヴル美術館の“愛”の名画がずらり。 行く前に必見ポイントをチェック!
2023年4月3日
左/©国立新美術館 ©The National Art Center, Tokyo 右/フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》1798年 パリ、ルーヴル美術館 Photo©RMN-Grand Palais(musée du Louvre)/ Tony Querrec /distributed by AMF-DNPartcom*写真の無断転載を禁じます。 6月12日までの期間、六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展」が開催中です。今回のテーマは「愛を描く」。ルーヴル美術館のコレクションから愛のストーリーに導かれて、珠玉の名画が集結します。うっとりするような作品から心揺さぶられる作品まで、必...
アートな街・六本木の2大ギャラリービル「ピラミデ」と「complex665」でギャラリー巡り!
2022年12月23日
国立新美術館やサントリー美術館など多くの展示施設が点在し、東京ミッドタウンや六本木ヒルズを中心に、街の中にもいろんなところにパブリックアートが見つかる六本木。そんな六本木でできるアートな旅のひとつが「ギャラリー巡り」です。今回は六本木の中心部に立つ2つのギャラリービルをピックアップして、ビギナーの方でも気軽に楽しめるギャラリー巡りを紹介していきましょう。 アートな街、六本木で「初めてのギャラリー巡り」はどう? 意欲的なテーマでキュレーションされた作品や新進アーティストによる作品など、個性豊かな芸術作品に無料で出逢えるのがギャラリーの魅力。ただ見るだけではなく、気に入った作品は買えるというバイヤ...
森アーツセンターギャラリー「冨樫義博展 -PUZZLE-」を鑑賞! 『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』の足跡を貴重な原画・資料362点とともに
2022年11月4日
『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』などの作者として知られる漫画家・冨樫義博氏の画業35年の節目を記念した企画展「冨樫義博展 -PUZZLE-」が、10月28日に港区・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで始まりました。来年1月9日まで開催される本展では、冨樫氏が手がけた歴代作品の原画および資料を362点展示。その中には本展初公開のイラスト・資料16点も含まれ、ファン必見の内容になっています。ここではプレス向け内覧会で見てきた実際の会場の様子とともに本展のポイントを抜粋してお伝えします。 エントランスから歴代作品キャラクターたちが勢揃い 今年7月の開催発表から大きな話...
3年ぶりの開催「六本木アートナイト2022」の楽しみ方 村上隆コラボの『ドラえもん』や最新アートで3連休の六本木が芸術に染まる!
2022年9月13日
9月17日から19日まで、六本木の街を舞台に開催される「六本木アートナイト2022」。新型コロナウイルス感染拡大の影響による延期、中止を経て3年ぶりの開催となる「六本木アートナイト」。ここでは今年の開催概要に触れつつ、初参加の方でもよくわかる六本木アートナイトの楽しみ方を伝授いたします。 そもそも「六本木アートナイト」って何? 国立新美術館や森美術館、サントリー美術館をはじめとした美術館や文化拠点が点在し、街全体にアートの気風が流れる六本木を舞台に年に数日だけ開かれる“アートの饗宴”です。2009年に初開催され、新型コロナウイルス拡大防止の観点から去年と一昨年は惜しくも延期の末に中止となりまし...
『国立新美術館開館15周年記念 李禹煥』展を鑑賞 「もの派」代表作家の歩みを全61点の代表作と最新作で辿る
2022年8月25日
2007年の開館から今年で15周年を迎えた港区・六本木の国立新美術館。その記念展である『李禹煥』展が、8月10日から11月7日まで開催中です。韓国で生まれ育ち、留学先の日本で本格的な美術表現活動を始め、「もの派」の代表作家として世界的な評価を受けてきた李禹煥(リ・ウファン)。その創作活動を辿る大回顧展の概要を実際の会場の様子とともにお伝えしていきます。 世界的な現代作家の「これまでと今」を総覧する 2007年1月に開館した国立新美術館。”コレクションを持たない”ことが特徴の美術館では、開館以来、洋の東西と時代を超えた幅広い芸術ジャンル、あるいはファッション、デザイン、漫画といった美術に隣接する...
六本木・国立新美術館で開催中!「ルートヴィヒ美術館展」鑑賞前に知っておきたい5つのポイント
2022年7月20日
ドイツ・ケルン市のルートヴィヒ美術館が所蔵する150点の美術作品が展示される「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡 — 市民が創った珠玉のコレクション」が、6月29日に港区・六本木の国立新美術館で開幕しました。9月26日まで開催中の本展には、ピカソ、シャガール、ウォーホル、リキテンスタインら20世紀以降の巨匠による作品が多数来日。前半では20世紀初頭に起こったドイツ表現主義とロシア・アヴァンギャルドの名作をじっくり鑑賞し、後半はシュルレアリスム、ポップ・アートから現代の前衛芸術までの潮流を多数の作品を通じて理解できる構成になっています。ここでは実際の会場の様子とともに、本展の見どころを5つ...
「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」体験レポート! 港区にゆかりある名作の30年を計180点のカラー原画と関連グッズなど600点以上の資料で振り返る
2022年7月11日
少女漫画の金字塔『美少女戦士セーラームーン』の連載開始30周年を記念した「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」が7月1日に港区・六本木の六本木ミュージアムで開幕。12月30日まで3期にわたって開催される本展を開幕前日の内覧会でひと足早く体験してきました! 麻布十番が舞台のモデルになった伝説的作品の展覧会 講談社の月刊誌「なかよし」で1991年から1997年まで連載された漫画『美少女戦士セーラームーン』(以下、セーラームーン)。少女たちがヒーローに変身するという当時斬新だったストーリーで話題を集め、1992年にはアニメ化。社会現象的な人気を呼ぶだけでなく、セーラー戦士たちの活躍は多くの子ども...
3年ぶり開催「東京湾納涼船2022」を体験! 3代目さるびあ丸にリニューアルの納涼船で東京湾の夜景を満喫
2022年7月6日
東京湾の夏の風物詩といえば、やはり竹芝埠頭を出港する「東京湾納涼船」。一昨年、昨年は感染症拡大防止の観点から開催中止となりましたが、2022年は3年ぶりの開催が決まりました。しかも今年は使用される客船が「3代目さるびあ丸」にリニューアル。そういうわけでさっそく7月1日の運航開始日に乗船して東京湾納涼船の魅力に迫ってきました! 浴衣姿で乗船の方は“500円OFF”の割引も! 2022年の「東京湾納涼船」は7月1日(金)から9月11日(月・祝)まで開催。出航するのは東海汽船運航の伊豆諸島への船便が発着する竹芝客船ターミナルです。マストのオブジェが目印の竹芝客船ターミナルは新橋駅からゆりかもめで約4...
【動画記事】お台場「マダム・タッソー東京」を体験! マイケル・ジャクソン、菅田将暉、羽生結弦らスーパースターの等身大フィギュアが集まる夢の空間へ
2022年7月5日
上の写真を見て「え、これって本物の菅田将暉!?」と驚いた方も多いのでは。実はこれ、お台場のデックス東京ビーチにある「マダム・タッソー東京」に展示されている等身大フィギュアなんです。世界に25の常設施設があるうち、日本で唯一となるお台場の施設は、世界のセレブたちの等身大フィギュアが大集合している夢の空間。今回は70体以上ある展示の中から一部を抜粋してご紹介します。 マツコ・デラックスが来場者をお出迎え 「マダム・タッソー東京」があるデックス東京ビーチへは、ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」が最寄駅。海側のアイランドモールと陸側のシーサイドモールの2棟があるうち、アイランドモールの3階にチケット売り...
東京・港区のミュージアムショップで人気のオリジナルグッズ5選~森美術館&アドミュージアム東京~
2022年5月20日
個性豊かな展示施設が点在している東京・港区。その中にはおみやげにぴったりなオリジナルアイテムが手に入るミュージアムショップ併設の施設もあります。そんなミュージアムショップの逸品たちを紹介する本企画。第2回は「森美術館」と「アドミュージアム東京」のグッズを紹介します。 六本木ヒルズ森タワーの最上層にある現代アートの殿堂「森美術館」 六本木ヒルズ森タワー53階にある森美術館。2003年に開館し、世界の先鋭的なアートや建築、デザインなどに関する多彩な展覧会を多数開催してきました。日本やアジア太平洋地域における現代アートのコレクションも形成。さまざまなラーニング・プログラムも盛んに開催し、東京を代表す...
「大英博物館 北斎」鑑賞レポート 西洋を魅了した江戸の天才絵師・葛飾北斎の画業をイギリスから里帰りした傑作で辿る
2022年4月28日
「大英博物館 北斎 ー国内の肉筆画の名品とともにー」が港区・東京ミッドタウンのサントリー美術館で6月12日(日)まで開催されています。ここでは4月16日の開幕に先立って行われたプレス内覧会の様子とともに本展の見どころを紹介していきます。 西洋を驚かせた「HOKUSAI」の傑作が東京へ里帰り 宝暦10年(1760)に江戸の本所(現在の東京都墨田区)で生まれた葛飾北斎。《冨嶽三十六景》や『北斎漫画』などの代表作で知られ、当時の風景や人、風俗を描いた作品は古き良き日本の風景として現代の我々の心にも強い感動を与えます。一方で北斎の作品は明治時代以降になって西洋にも渡り、モネやゴッホら印象派やポスト印象...
「泉屋博古館東京」が再開館! 『日本画トライアングル』展など三大リニューアルオープン記念展の見どころをまとめて紹介
2022年2月18日
2019年の年末から改修工事のため、長期休館に入っていた「泉屋博古館東京」がリニューアルオープン。名前も新たに2022年3月19日開幕の『日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京』展で本格的なお披露目を迎えます。ここでは本展をはじめとするリニューアル・オープン記念展の見どころと新しくなった同館のポイントをひとまとめにしてお伝えします! 泉屋博古館分館から「泉屋博古館東京」にリニューアル 京都にある泉屋博古館(せんおくはくこかん)の分館として、2002年に六本木一丁目の住友家麻布別邸跡地に開館した「泉屋博古館分館」。2019年の年末から2年以上の改修期間を経て、この度「泉屋博古館東京」と...
東京・港区のミュージアムショップで人気のオリジナルアイテム5選〜国立新美術館&港区立郷土歴史館〜
2021年11月17日
美術館や博物館などの展示施設を訪れた際、展示を見終えた後のお楽しみといえば、やはりミュージアムショップでのお買い物です。ミュージアムショップの中には施設のコンセプトに合わせてセレクトされたアイテムだけでなく、そこでしか買えないオリジナルグッズを扱っているところも。東京・港区内のミュージアムでも多くの施設で趣向を凝らしたオリジナルアイテムを用意しています。今回はその中から六本木の新国立美術館と白金台の港区立郷土歴史館のショップに注目し、特に人気のオリジナルアイテムを5点ずつ紹介します。 国立新美術館内のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」 黒川紀章の設計による波打つような外観が特徴...
今年も開催決定!「第19回 港区観光フォトコンテスト2021」 東京・港区の人気撮影スポットを絶景の過去受賞作とともに紹介
2021年11月9日
港区観光協会では毎年恒例の「第19回 港区観光フォトコンテスト2021」を今年も開催。2021年11月1日(月)から2022年1月31日(月)までの応募期間中、東京・港区の観光資源の紹介と区内の魅力再発見につながる一枚を皆様から募集します。応募部門は、カメラ部門、スマホ部門、中学生・高校生の作品を対象としたフォトコン甲子園部門の3つ。港区に在住・在勤・在学ではない方の応募も可能です。その他の応募条件、賞品等については下記の「ご応募・詳細はこちら」をクリックして見られる応募ページでご確認を。ここでは当コンテストの開催に関連して、昨年開催した第18回コンテストの入賞作品を交えながら、東京・港区内の...
「『鬼滅の刃』 吾峠呼世晴原画展」を鑑賞 実際に会場を見て感じた“スゴいところ”は?
2021年11月2日
吾峠呼世晴氏による漫画『鬼滅の刃』の直筆原画450点以上が公開される「『鬼滅の刃』 吾峠呼世晴原画展」が、10月26日から12月12日まで港区・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されています。この秋からテレビアニメも再開し、まだまだとどまることを知らない“鬼滅ブーム”。そんな大ヒット漫画初の原画展で「スゴい!」と感じた感動ポイントを実際の会場風景とともにお伝えします。 漫画『鬼滅の刃』の作品紹介と本展の概略 『鬼滅の刃』は、週刊少年ジャンプにて2016年2月から2020年5月まで連載された吾峠呼世晴作の漫画作品です。物語の舞台は大正時代の日本。人を食う鬼に家族の命を奪われた炭売りの...
東京・六本木の国立新美術館「庵野秀明展」鑑賞レポート 『新世紀エヴァンゲリオン』から『シン・ゴジラ』、そして『シン・仮面ライダー』へと続くヒットメーカーの軌跡
2021年10月7日
今年の春に最終章『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズや特撮映画に新風を起こした『シン・ゴジラ』で総監督を務めるなど、アニメや映画を通じて数々のブームを生み出してきた庵野秀明氏。彼のこれまでの足跡を辿る世界初の展覧会「庵野秀明展」が10月1日から港区・六本木の国立新美術館・企画展示室1Eで始まりました。1500点以上の資料や映像を通じて庵野氏のこれまでとこれからを紹介している本展の見どころを、開幕前日の内覧会のレポートを交えて紹介します。 すべては「一台のミシン」から始まった まずは庵野氏の略歴を簡単に紹介しましょう。昭和35年(1960)に山口県で生...
六本木ヒルズ・東京シティビューで開催中「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」鑑賞レポート 800点以上の貴重資料が見られる“サンリオ100%”の世界へ!
2021年9月28日
「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」が、9月17日に六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューで開幕しました。来年1月10日まで開催される本展はハローキティやマイメロディなどのキャラクターで知られるサンリオの60年にわたる歴史を、原画や商品、写真など約800点以上の資料とともに振り返る特別展です。ここでは開幕前日に行われた内覧会の様子から本展の見どころをガイドします! キティちゃんも感激! 圧巻の“サンリオタワー”がお出迎え 本展の会場は六本木ヒルズの森タワー52階にある東京シティビュー。森タワー3階から専用エレベーターに乗れば、あっという間に海抜250メートルの天空の世界へ。そし...
【動画記事】「岡本太郎記念館」で天才芸術家・岡本太郎の情熱ほとばしるパワーをもらおう!
2021年8月18日
大阪の万博記念公園に立つ《太陽の塔》や渋谷マークシティに展示されている《明日の神話》などの代表作で知られ、20世紀の前衛芸術に大きな影響を与えた天才芸術家・岡本太郎。彼が晩年までの40年以上を過ごした自宅兼アトリエが東京・港区にあることを知っていますか。その建物は現在「岡本太郎記念館」として公開されており、往時のままを留めた空間と数々の作品を通じて岡本太郎の実像がリアルに感じられるスポットになっています。「芸術は爆発だ」の名言で知られ、芸術に魂を注ぎ込んだ岡本太郎。そのパワーを感じようと南青山の同館を訪ねました。 天才芸術家・岡本太郎が晩年まで暮らした生活と芸術の拠点 東京メトロ・表参道駅A5...
森アーツセンターギャラリー「KAWS TOKYO FIRST」鑑賞レビュー ポップアートの巨匠・KAWSの20年以上にわたる軌跡を辿る!
2021年7月30日
ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動しているアーティスト・KAWS(カウズ)の国内初となる大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」が7月16日(金)に港区・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでスタートしました。10月11日(月)まで開催される本展は、絵画やグラフィックデザイン、巨大彫刻など多彩なアート作品で世界中に話題を巻き起こし、ユニクロやアベイシングエイプなどとのコラボでも幅広く知られるKAWSの20年以上にわたるアートワークが総覧できる機会になります。今回は開幕前日にKAWS本人も出席して行われたプレス発表会と内覧会の様子を交えながら本展の魅力と見どころを紹介します。 日本...
パナソニック汐留美術館「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」 あのアアルトも憧れたフィンランドの巨匠、日本初の回顧展をレポート!
2021年7月8日
7月3日に東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」。9月20日まで開催される本展は、20世紀初頭から半ばの建築界において、フィンランドの伝統とモダニズムを融合した独自の建築デザインを生み出した同国の英雄的存在、エリエル・サーリネンの業績をたどる日本で初めての回顧展です。今回は実際の会場の様子とともに、北欧ファンなら必ず訪れたい本展の見どころを紹介します。 フィンランドの国民的英雄、初の回顧展 フィンランドのデザイナーというと、数々の有名建築やプロダクトのデザインを手がけたアルヴァ・アアルト(1898-1976)が有名ですが、本展で取り上げるエリエル...
東京・竹芝の「JR東日本四季劇場[春]」で開幕! 劇団四季のディズニーミュージカル『アナと雪の女王』の見どころ
2021年6月17日
2013年に公開され、世界的大ヒットとなったディズニーのアニメーション映画「アナと雪の女王」。その傑作をミュージカル化した劇団四季のディズニーミュージカル『アナと雪の女王』の東京公演が、2021年6月24日に港区・竹芝の「JR東日本四季劇場[春]」で開幕しました。『美女と野獣』『ライオンキング』『アラジン』など、ヒット作を連発してきたディズニーと劇団四季の7作品目のコラボレーション。すでに話題沸騰中のミュージカル版「アナ雪」の見どころを紹介します! 東京・港区にディズニー最新ミュージカル『アナと雪の女王』がやってくる! 劇団四季『アナと雪の女王』が上演されるのは、昨年、東京・港区の竹芝にオープ...