浜田雅功にとって初となる個展「空を横切る飛行雲」が、麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催されます。
本展で展示されるのは、浜田雅功がこの展覧会のために描きおろした新作原画のみ。多様なモチーフが登場する作品群の中には、制作中に浜田本人が語ったコメントを添えて展示するものもあり、制作の裏側や思考プロセスを垣間見ることができます。美術の世界から複数のクリエイターやアーティストも共に制作に加わっています。
本展の会場構成を手がけるのは、大阪を拠点に活動する建築家ユニット・dot architects。これまでにも国内外の美術展やヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展などで注目を集めてきた彼らが、本展では「人は、生まれ育った環境に大きく影響される」という視点を出発点に、会場全体を“どこか懐かしさを感じる架空のまち”として立ち上げました。会場内を歩くことで、風景のように展開する空間と浜田の作品が呼応し、鑑賞者自身の記憶や感覚にも語りかけてくるような、没入感のある展示体験を創出します。さらに会場では、映像作家・Shuma Janによる映像作品も上映。本展のクリエイティブ全体に焦点を当てた内容となっており、背景にある思想や展覧会制作の舞台裏を立体的に感じ取ることができます。
展覧会に加え、会場でしか体験できないさまざまなコンテンツもあります。会場の麻布台ヒルズB1階にオープンする本展限定のコラボカフェ「喫茶 はまだまさとティー」では、店名を浜田本人が命名、浜田の世界観を取り入れたユニークなオリジナルメニューを取り揃え、食を通じて展覧会の余韻を味うことができます。今回のために作成された、浜田本人による直筆のコーヒーカップのイラストが入った店名ロゴも登場します。
“うまさ”や“意味”を超えて、何かがふと心に残る。展示会場の中で感じる、その“違和感”や“新しい発見”を、楽しんでみてください。
【開催概要】
●名称:浜田雅功展 「空を横切る飛行雲」
●主催:吉本興業株式会社、麻布台ヒルズ ギャラリー
●期間:2025年10月19日(日)ー2025年12月21日(日)
※10月17日・18日は、スペシャルプレビューDAY
※会期中無休
●時間:[ 金・土・日・祝日 ] 10:00–20:00 [ 月・火・水・木 ] 10:00–18:00
●会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
(港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズガーデンプラザA MB階)