東京・港区のお取り寄せ特集 老舗の伝統を守る港区グルメを自宅にいながら楽しもう!

新型コロナウイルス感染防止のために、まだまだおうち時間が長くなりそうな昨今。そんな中で飲食店のテイクアウトとともに注目されているのが、家にいながら旅行気分が味わえるお取り寄せグルメです。そこで今月の特集では、東京・港区を代表するお取り寄せグルメをご紹介。江戸時代創業の老舗の味から一流ホテルの絶品グルメまで港区観光協会厳選の逸品をチョイスしました。港区の良いものをお取り寄せして、普段の生活にちょっとした変化を加えてみては? お中元をはじめとしたギフト選びのご参考にも!

「オークラ」の味をお取り寄せ おうち時間がホテルライフに変わる⁉︎

1962年のホテルオークラ東京(現:The Okura Tokyo)開業時より日本料理、フランス料理、中国料理のレストランを直営し、「食のオークラ」として世界の賓客をもてなしてきたホテルオークラグループ。

国内外に展開するグループホテルでも受け継がれてきたこだわりの味を伝えており、お取り寄せグルメでもその伝統の味を提供しています。

お取り寄せグルメ人気No. 1は「グラタン・ドリア詰合せ」です。シュリンプグラタン、ビーフドリア、ポテトグラタン、チキンドリアが2個ずつ入ったセット。伝統のレシピによるホワイトソースとデミグラスソースが手軽に楽しめます。

続いて人気なのが、中国料理 桃花林の「惣菜詰合せ(A)」。こちらはエビのチリソース、豚バラ豆鼓蒸し、ふかひれスープが2パックずつセットになった商品です。日本初の広東料理レストランとしてオープンした桃花林の日本人の好みに合わせた中国料理が楽しめます。

そのほか、3種類のカレーが楽しめる「レトルトカレー詰合せ」や、山形県産ラフランスはじめ名産地の果実たっぷりの「プレミアムゼリー」などファミリーで楽しめるグルメも取り揃えています。

ホテルオークラ オイシーショップドットコム
http://www.oec-shop.com

武士も食べた鰻で夏のエネルギーを補給! 「野田岩」のお取り寄せ

現在の麻布飯倉本店がある東麻布で江戸時代の寛政年間に創業し、二百年以上の歴史を刻んできた「野田岩」。都内でも屈指の歴史を持つ名店の鰻が自宅で楽しめます。

現在の麻布飯倉本店は、飛騨の古民家を移築したというノスタルジックな店構え。創業当時、この界隈は屋敷町と下町の両方に接した土地柄で、野田岩の味は武家や町人の両方に愛されてきました。

五代に渡って続く伝統に裏打ちされた「蒲焼」は律儀な関東風で、お取り寄せ商品には静岡県産の鰻を使用。素焼きしたものをふっくら蒸し、醤油と味醂のみのタレに漬けて炭火で焼くのと同じように丹念に仕上げています。

電子レンジか湯煎で温めるだけで、外は香ばしく、中はふっくらとした名店の味をおうちで体験できます。天日干しで作られた飛騨山椒も老舗の隠れたこだわり。普段よりワンランク上の贅沢ごはんで、元気もテンションもアップすること間違いなし! 

お酒と一緒に食べるなら「志ら焼」もおすすめ。日本酒と一緒に楽しむもいいですが、ワサビなどを添えてワインとのペアリングというのも野田岩流の楽しみ方なんだそう。

いろんな料理にアレンジできる短冊状の「きざみ」も用意していて、誰もが知る老舗の鰻はギフトにもぴったり。伝統の味をぜひおうちで!

野田岩ホームページ
http://www.nodaiwa.co.jp/index2.html

あの天才も惚れた伝説のつくだ煮 「新橋玉木屋」のお取り寄せ

新橋玉木屋は、江戸発祥の伝統食であるつくだ煮を天明2年(1782)から作り続けてきた老舗中の老舗です。現在はふりかけやお茶漬けなど、様々なご飯のおともを提供しており、ほとんどの商品がお取り寄せできます。

伝統の「つくだ煮」は、4種類入りから9種類入りまで様々なタイプの詰め合わせを用意。数ある種類の中でも小さなエビ「あみ」が大定番の一品で、手作りの味を大切に合成保存料を使わず、オリジナルブレンドの醤油でコクのある味わいが玉木屋のつくだ煮の特徴です。

つくだ煮といえば、そのほかにアサリやエビ、昆布などが一般的ですが、玉木屋では「たらこ」「帆立貝」「うなぎ」など多彩な商品を提供。「細切昆布」は、あの天才・アインシュタインが日本滞在時に好んで買い求めた逸品なのだそう。そのままご飯のおともにするのもいいですし、おにぎりにしたり、お茶漬けにしたりと想像するだけでご飯が恋しくなりますね。

うす味の「白佃煮」に、和歌山県産のぶどう山椒と煮た「葡萄つくだ煮」と、好みや世代に合わせた商品も。また、鮎や鯵の「姿煮」、同じく鮎や鰊の「昆布巻」などは贈答用にも喜ばれそう。

ふりかけでは「世界のふりかけ」に注目。「イタリアントマト」「トムヤムクン」「四川風麻婆豆腐」など、世界の名物料理をふりかけで再現した、創業三百年の老舗が放つ新たなオリジナリティ。毎日のご飯で海外旅行気分が味わえるかも⁉︎

新橋玉木屋 
http://www.tamakiya.co.jp

社交界にも愛された伝統の洋菓子たち 「東京會舘」のお取り寄せ

大正11年(1922)、現在の本舘がある皇居前の地で創業した「東京會舘」。「世界に誇れる、人々が集う社交場」として誕生したスポットは、近現代の華やかな歴史を見続けてきただけでなく、結婚式場としても時代を通じて女性たちの憧れを集めてきました。港区の世界貿易センタービル内にも、丸の内の本舘とともに東京會舘の長い伝統を守る「浜松町東京會舘」があります。

東京會舘の伝統的な味はお取り寄せグルメでも楽しめます。特に「プティフール」と「プティガトー」は、伝統的に独自なフランス料理のスタイルを築いてきた東京會舘のイズムが伝わってくる洋菓子の詰め合わせです。

「プティフール」は、パティシエによる半生タイプのケーキとソフトクッキーのセットです。繊維が感じられないくらい柔らかく煮詰めたパイナップルのパウンドケーキに上品なチョコレートがかかったガトーアナナと、プラリネクリームをサンドしたソフトクッキーは、まさに東京會舘のエスプリが光る逸品。

「プティガトー」は、宝石箱のようなクッキーのセット。アマンドショコラ、ミックスベリー、アールグレイ、ミカヅキなど素材、製法、形が異なる最大20種類のクッキーの詰め合わせで、見た目でも味でも満足感は抜群です。かわいらしいパッケージなので、贈答用にも好まれています。

パティシエのこだわりをじっくり味わいたい人には「パウンドケーキ」もおすすめ。

黒毛和牛のビーフカレーやハッシュドビーフなど、こだわりの洋食がお手軽調理で楽しめるレトルト商品も取り揃えています。

東京會舘オンラインショップ
http://www.tokyokaikan-shop.jp

港区LOVEのアイデア和菓子「御菓子司 新正堂」のお取り寄せ

「御菓子司 新正堂」は、大正元年(1912)創業の和菓子店です。お店の名前は知らなくても、「切腹最中」といえばご存知の方が多いのでは?

江戸時代、赤穂領主だった浅野内匠頭が切腹した田村屋敷の跡地にお店があることから、「忠臣蔵」をはじめとした歴史にちなんだアイデア商品を開発している新正堂。皮の間から牛皮を包んだ餡がはみ出した「切腹最中」は、今やお店の代名詞になったロングセラーです。

ほかにも、赤穂浪士の討ち入り前に大石内蔵助が打ち鳴らした陣太鼓をイメージした「陣太鼓どら焼き」、四十七士の人物をパッケージに描いた「義士ようかん」、愛宕神社の石段を彷彿とさせるクリームサンド「出世の石段」などのほか、新虎通りの開通を記念したどら焼き「新虎ど〜ら」も店舗限定で発売。まさに港区愛を感じるラインナップです。

なお、ひとつひとつ「切腹」の二文字が書かれた紙で巻かれた最中は、“謝罪時の手土産”としてサラリーマンからの人気も高いそう。その一方で、黒糖を使い黒字転換を願いを込めた餡の「景気上昇最中」という商品 もあるので、縁起を担ぎたい時も何かに失敗して困った時も、手土産選びの強い味方になってくれるお店です。

店主のアイデアが活きたユニークなお菓子の数々は、お茶を囲む時間の会話のタネにもなるでしょう。

御菓子司 新正堂
https://shinshodoh.shop-pro.jp

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