日本の巨匠の頭の中を覗いてみませんか?「21_21 DESIGN SIGHT」のデザイナー原画展

世界的に著名な日本人デザイナーはどこからインスパイアされ、どう考えをまとめ、素晴らしいデザインを生み出すのか気になりませんか?現在、日本の巨匠たちの道具や原画を見ることができる展覧会が開催されています。

設計は、建築家の安藤忠雄氏です。

2007年にオープンした「21_21 DESIGN SIGHT」は、デザインにフォーカスした展示施設です。英語では優れた視力を「20/20 Vision (Sight)」と表現することから、それより「先を見渡す」という想いを込めて、「21_21 DESIGN SIGHT」という名前がつけられました。

企画展「㊙︎展 めったに見られないデザイナー達の原画」では、「日本デザインコミッティー」の現メンバーの作品と原画が展示されています。

「日本デザインコミッティー」とは、1953年に創設され、有名な百貨店「松屋銀座」と日本の優れたデザインを啓発する団体のことです。建築家、評論家や様々な分野のデザイナーから形成されています。

「日本デザインコミッティー」とデザイン展のポスター。時代と共に変わるポスターデザインを見るのは楽しい!

ギャラリー1では、広い壁に映し出された映像で、デザイナーがどんな場所で、どのような道具を使って、どうやって作品のアイディアを考えているかを紹介しています。

実際に使った道具やスケッチもあわせて展示しています。

ギャラリー2では、デザイナー別に原画、模型や創造プロセスに使われているモノが展示されています。たくさんスケッチを用いる人もいれば、メモにアイディアを書き留めている人もいます。デザインプロセスが人によってこんなに異なるのかと、本当に驚かされます!

山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の駅舎をデザインした建築家・隈研吾氏のメモと模型の数々。

援助や配慮が必要な方が身につける「ヘルプマーク」も有名なデザイナーによるもの。

たくさんの原画に夢中になり、あっという間に時間が過ぎてしまいます。展覧会では、一部の作品を除き、写真撮影が可能です。気になるものを写真に撮っておけば、そこから新たな発想が生まれるかも?!ぜひ、インスピレーションを得に、訪れてください!

「日本デザインコミッティー」歴代メンバーがデザインした椅子の展示。

1階のショップでは、デザイングッズやミュージアムのオリジナルグッズを販売しています。

「㊙︎展 めったに見られないデザイナー達の原画」
http://www.2121designsight.jp/program/inspiration/
開催期間: 2020年9月22日まで

21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp
東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
Google Maps: https://goo.gl/maps/8RpQbDRMfTV9THKj6
最寄り駅:六本木駅、乃木坂駅

21_21 DESIGN SIGHTでは、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、当面の間、開館時間の短縮と、一部のプログラムにおいてウェブサイトでの事前予約制を実施しています。(詳しくはホームページをご参照ください)
*本記事は多言語にて配信しております。合わせてぜひご覧ください。

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