歴史散歩も楽しい初詣スポットで新年の開運祈願! 東京港区の神社・仏閣・パワースポット特集

神社や寺院を初詣で訪れて一年の無事と平安を祈願する日本のお正月。もちろん東京港区にも初詣でぜひ訪れて欲しい開運スポットがたくさんあります。かつて東海道における江戸の玄関口だった東京港区には、歴史の重要な舞台になってきた神社・仏閣が点在しています。徳川家の菩提寺・増上寺や出世伝説の石段がある愛宕神社など、各スポットの縁起の良さにあやかって運気アップは間違いなし⁉︎ 初詣をきっかけに最近ブームの御朱印集めを始めるのもよし。港区の神社・仏閣で気分新たに一年のスタートを切りましょう!

愛宕神社 「出世の石段」伝説が残る、江戸・幕末の重要舞台

徳川家康公の命を受けて1603年(慶長8年)に創建された愛宕神社。東京都内で最も高い山である、海抜25.7メートルの愛宕山の山頂に祀られ、かつてはその山頂から東京湾や房総半島までを見晴せたといいます。

江戸幕府を開くことを決めた家康公は、火を司る火産霊命(ほむすびのみこと)を祭神とする神社をこの地に創建し、江戸の防災の守り神として手厚く保護しました。最初の社殿、仁王門、坂下総門は1610年(慶長15年)に幕府から寄進されたもので、普段は公開されていませんが、家康公が所蔵していた「勝軍地蔵菩薩」も祀られています。関東大震災ほか3度の災難の度に建て直しが行われ、現在立っている社殿は1958年(昭和33年)に建てられたもの。四百年以上の長きに渡って江戸の庶民から信仰を集めてきました。

愛宕神社は幕末・維新の時代において、歴史の重要な1ページの舞台になりました。1860年(安政7年)の「桜田門外の変」の前には、大老・井伊直弼を襲撃する前の水戸浪士らがここで祈願。また、慶応4年(1868)には、新政府軍の参謀だった西郷隆盛と旧幕府軍の重鎮だった勝海舟が「江戸城無血開城」に向けた話し合いの最中にここを訪れ、山の上から江戸の街を見渡しながら日本の未来について語り合ったといいます。

大鳥居をくぐった先にある急勾配の坂は、別名「出世の石段」と呼ばれる男坂。その謂れは、江戸初期の馬術家・曲垣平九郎の故事にちなんでいます。1631年(寛永11年)、増上寺からの帰りに愛宕山を見上げた三代将軍・家光公は、山の頂に咲く梅を見つけて、それを騎馬に乗って採ってくるよう家臣に命じました。しかし、あまりに急勾配な坂を見て誰も登ろうとはせず、家光公の機嫌もだんだん斜めに…。そこに現れたのが曲垣平九郎。馬を駆った平九郎は臆することなく坂を駆け上がり、持ち帰った梅の枝を家光公に献上しました。その勇猛さで家光公から「日本一の馬術の名人」と讃えられた平九郎は、瞬く間にその名を天下に轟かせることになったのです。今も平九郎の出世運にあやかろうと多くの人がここを訪れ、特に早朝には、ここを通勤ルートにしているであろうビジネスマンの姿を数多く見かけます。

86段の石段を登ってみて感じるのは、見上げていた時以上の急勾配。ある程度の高さまで登って背後を見ると、あまりの峻険さに足がすくむ感覚すら覚えます。男坂の横には勾配の緩い女坂があるので、脚力に自信がない方は無理せずにこちらで登ることをおすすめします。

出世の石段を登りきったら、荘厳な一の鳥居をくぐって手水舎で身を清め、丹塗りの神門をくぐって、社殿にお参りします。境内には、撫でると福が身につくという招き石や平九郎が枝を折った将軍梅などもあり、池や緑を配した空間は都会のオアシス的な風情を感じさせます。

年末年始は大晦日の23時45分から除夜祭が、元日の8時からは歳旦祭が行われます。歳旦祭では、新しい年の無事と国家安泰、五穀豊穣を祈願します。また、7日には毎年七草火炊き祭りが行われます。

増上寺 徳川将軍家の菩提寺

増上寺 年間100万人以上の参拝客が訪れる徳川家の菩提寺

JR浜松町駅の北口改札から歩いて10分ほどの大門の立つ参道を歩いた先にある増上寺。言わずと知れた徳川将軍家の菩提寺で、年間100万人以上が訪れる大寺院です。

参道の先にある赤い大きな門は、1622年(元和8年)に建てられた三解脱門です。徳川家康公の助成によって建立された高さ21mの歴史建築は、増上寺が江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物で、国の重要文化財に指定されています。三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことです。上層部には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されています。

増上寺は、室町時代の1393年(明徳4年)に現在の千代田区平河町から麹町付近で創建されました。そこから関東の豪族だった千葉氏や佐竹氏の保護を受けて規模を拡大。そして、1590年(天正18年)に江戸入した家康公が当時の住職だった源誉存応上人と師檀関係を結んだことで、関東における徳川家の菩提寺になりました。その後、江戸城の拡大に伴って現在の場所に移され、1605年(慶長10年)の大造営を経て一大寺院に発展しました。浄土宗の七大本山のひとつでもあり将軍家だけでなく庶民にとっても重要な寺院であり続けてきました。

江戸時代の増上寺には120以上のお堂と100を越える学寮があったといいます。戦災などを経て、その規模は大きく様変わりしましたが、それでも三解脱門から一歩境内に足を踏み入れれば、その広大さに驚くはず。広大な境内には阿弥陀如来像が安置されている大殿本堂を中心に、家康公の三大蔵経寄進によって建てられた経蔵、江戸三代名鐘に数えられる梵鐘のある鐘楼堂、慈雲閣、安国殿などが点在しています。ちなみに、大門から大殿本堂に向かう参道の距離や階段数は、家康公が旗印に使っていた「厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど=苦悩の多いこの世を離れ、極楽浄土を請い願うという意)」の世界に基づいて設定されているといいます。

大殿本堂の裏手には、徳川将軍家の墓所があります。ここには二代・秀忠をはじめとする6人の将軍のほか、二代将軍・秀忠の正室である崇源院(お江)や、幕末の動乱期に公武合体の象徴として皇室から将軍家に嫁いだ和宮が眠っています。

大晦日には深夜23時から浄焚会(じょうぼんえ)を行い、お焚き上げで古いお守りやお札などを供養します。その後、かつては江戸全体の7割に響き渡ったという大梵鐘が除夜の鐘を鳴らし、新年の訪れを伝えます。

元日は広大な境内をたくさんの参拝客が埋め尽くし、本堂では一年の安泰を祈願する修正会(しゅしょうえ)が行われます。露店も出店するこの時季の境内には、いつも以上に賑やかな光景が生まれます。

タワー大神宮 高さ150mにある23区最高所の神社

1977年(昭和52年)の東京タワー開業20周年を記念し、来塔者の安全と健康を願って建立されたタワー大神宮。東京タワーのメインデッキ2階にある神社は、40年以上にわたって東京タワーを訪れる人々に親しまれてきました。今年には展望台の大改修に併せて新たな社殿が造営されたばかりです。

観光名所の中にある神社だからといってあなどるなかれ。日本の総氏神である伊勢神宮から天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)をご祭神に招いたタワー大神宮は、霊験あらたかなパワースポットとして有名です。高さ150mにある東京23区内最高所の神社で、仕事や学業の成績「アップ」にご利益があるといわれています。

メインデッキ2階の南側に東京の街を見下ろすようにして立つ大神宮は、通りかかった人々も自然と足を止めるほど聖域のオーラに包まれています。お参りして背後に視線を移せば、晴れた日には富士山の優美な稜線が見えて清々しい気分にさせてくれます。

タワー大神宮には「縁結び」のご利益も。社殿の横には縁結びや恋愛成就の願いが込められたハート型とタワー型の絵馬が所狭しとかけられています。

元日は朝6時から初日の出営業を行っているので、メインデッキからの展望と初日の出のコラボを眺めた後にそのまま初詣という流れが定番。東京タワーの担当者も「元日の早朝はいつにも増して空気が澄み切っているような気がします。富士山が見られる確率もかなり高く、おめでたい気持ちになれると思いますよ」とおすすめしています。

元旦は先着で記念メダルのプレゼントが行われ、三が日はお正月ならではのパフォーマンスも開催されて大いに盛り上がります。学業や仕事でトップを目指したい人はぜひタワー大神宮を訪れて、23区最高所の神社という縁起の良さにあやかってみてはいかがでしょう。
タワー大神宮
所在地:東京都港区芝公園4-2-8(東京タワー・メインデッキ内)
営業時間:9:00〜23:00(最終入場22:30)
入場料:大人1200円、子供(小・中学生)700円、幼児(4歳以上)500円

麻布氷川神社 港七福神のひとつでもある六本木・麻布の総鎮守

麻布十番駅から大黒坂と一本松坂を登って徒歩10分ほど。大使館やマンションが立つエリアの一角に麻布氷川神社は鎮座しています。創建は平安時代の938年(天慶元年)に遡り、清和源氏の祖である源経基が平将門の乱で東征した際に、麻布一本松付近に創祀したのが始まりといわれています。一方で、江戸城を築城した太田道灌が江戸の防災の守り神として創祀したという説も伝わっています。

ご祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)。六本木・麻布の総鎮守である神社は徳川将軍家からの信仰も篤く、歴代の将軍もたびたび訪れています。さらには、かつて大河ドラマの主人公として描かれた二代将軍・秀忠公の正室・崇源院(お江)はここで安産祈願し、息子の三代将軍・家光の守護神になったという歴史も残されています。

神社が現在の地に移されたのは1659年(万治2年)のこと。将軍家の信奉を受けながら、江戸で信仰篤い7つの氷川神社「江戸七氷川」のひとつとして庶民の心の拠り所でもありました。なお、現代では「セーラームーン」の物語に登場する主要キャラクターが暮らす神社のモデルになり、外国人旅行者も数多く訪れる地になっています。

大鳥居をくぐった境内は、周囲の近代的な風景とは一線を画した厳かな空間。勝負運、開運、厄除など、様々な願いにご利益が得られるので、家族や友人と訪れて思い思いの願掛けをしてみてはいかがでしょう。

また、麻布氷川神社は、久國神社(布袋尊)、熊野神社(恵比寿)など並ぶ港七福神のひとつ(毘沙門天)。七福神と十番稲荷神社(宝船)を巡る約6kmの参拝ルートは港区の定番観光コースになっており、毎年元旦から成人の日までは専用色紙による御朱印めぐりが行われています。専用色紙は麻布氷川神社をはじめとした各地の参詣所でもらえるので、一年の始まりに開運ウォーキングを楽しむのもおすすめです。
港七福神めぐりマイルート 
https://visit-minato-city.tokyo/routes/1
港七福神ホームページ
http://www.minatoshichifukujin.org/

芝大神宮 千年以上の歴史がある古社で「強運」を引き寄せる

JR浜松町駅から歩いて7分ほど。参道に立つと大きな白い鳥居が見え、自然と心が鎮まる芝大神宮。歌舞伎の世界では「め組の喧嘩」の舞台として有名です。

東京十社のひとつに数えられる神社は平安時代の寛弘2年(1005)に伊勢神宮から天照大御神と豊受大神を勧請して現在の飯倉に創建され、その後、慶長3年(1598)に現在の場所へと移されました。その成り立ちから「関東のお伊勢さま」と呼ばれ、鎌倉時代には源頼朝公からの信仰が篤く、江戸時代も徳川幕府の篤い保護を受けるなど千年以上の歴史を通じて重要な神社であり続けてきました。

強運(きょううん)よりもさらに強い「強運(ごううん)」のご利益ある神社としても知られ、毎年その年の幸運色で作られる「強運御守」は幸運を引き寄せたいと願う人々のパワーアイテムになっています。

また、縁結びの神様としても人々からの信仰が篤く、なかでも良縁の縁起物である「千木筥(ちぎばこ)」が有名です。東京の郷土玩具でもある千木筥は藤の花が描かれた曲げ物が三段重ねられたもの。中には小豆が入っていて、振るとカラカラと音が鳴ります。「千木」という名前を「千着」にたとえ「着る物に困らない(=良縁に恵まれる)」といういわれから、江戸時代の女性はこれを箪笥にしまったといいます(強運御守、千木筥ともに無くなり次第終了)。「恋昇鯉みくじ」なるおみくじもあるので、気になる恋愛運を占ってみてはいかがでしょう。

近くには芝公園や東京タワーなど港区の有名スポットがあるので、芝大神宮で強運を祈願した後は周辺散策も楽しんでみてはいかがでしょう。

芝大神宮

社伝によると、平安時代の中ごろに伊勢宮の分霊をまつったといわれる都内有数の古社。芝大神宮という名称は明治以降のもので、それ以前は飯倉神明宮、芝神明宮などと呼ばれていました。芝の神明で思い出すのは、文化2年2月に神明境内で行われた四つ車大八、水引清五郎などの勧進相撲と、このあたり一帯を縄張りとする火消し、め組の鳶との間に起こった、「め組の喧嘩」ですが、神明の門前は当時の港区でもかなりにぎやかな繁華街でした。江戸時代、相撲や芝居は寺社の境内で興行することを許され盛んになりました。芝居は江戸三宮芝居の一つとして、正保2年(1645)芝神明境内で行われたのが最初といわれています。毎年9月に行われる「だらだらまつり」は期間の長いことからその名がついたといわれ、祭礼中に境内やその付近で生姜を盛んに売ったことから生姜市とも呼ばれています。小伝馬町の「べったら市」と共に有名で、浮世絵にも描かれたほど江戸庶民の楽しい行事のひとつでした。まつりの期間中、境内では生姜、千木筥(箱)、甘酒が売られます。千木筥(箱)は雷よけとも、千木が千着に通じるところからタンスの中に入れておくと着物が増えるともいわれる小判型の檜割籠。階段下には、不動貯蓄銀行を興した牧野元次郎の業績を記念する貯金塚が建っています。

乃木神社 家庭円満のご利益がある夫婦和合の神様

東京メトロ千代田線・乃木坂駅1番出口を出てすぐの場所にある乃木神社。緑が囲み周囲の喧騒から隔てられた神社は、大正12年(1923)に明治の偉人・乃木希典将軍と静子夫人を御祭神として創建されました。

嘉永2年(1849)に現在の山口県で生まれた乃木希典将軍は明治維新後に陸軍将校となり、主に日清・日露戦争で多大な功績をあげました。明治天皇への忠義が厚く、晩年には学習院の院長を務めて後の昭和天皇の教育に携わったほか、40代の頃には日本統治下の台湾で総督を務めるなど台湾にもゆかりの深い人物です。その生涯は数々の武功とともに明治天皇への忠義を貫いた英雄として語り継がれ、夫人と暮らした邸宅の隣地に乃木神社が建てられました。まさに日本人の鏡といえる乃木将軍の精神にふれようと、今も参拝に訪れる人々が絶えません。

仲睦まじかったご夫婦を御祭神とすることから乃木神社は夫婦和合の神様として家庭円満のご利益で知られています。長く同じ時を積み重ねてきた二人がいつまでもつれそって行けるようにという願いを込めた「つれそひ守」。これから人生の門出を迎える二人が末長くつれそって行けるようにという願いをこめた「よりそひ守」。二体一対のお守りは年の初めに大切な二人が改めて絆を確かめ合うアイテムになるはず。

乃木坂を上がって少し歩けば六本木の中心街なので、参拝後は六本木ヒルズ展望台の景色を望みながら一年の誓いを立ててみるなんてプランもいいでしょう。

烏森神社 芸能の神様を祀る、御朱印ファンも多い神社

烏森神社は平安時代に平将門の乱を制した藤原秀郷の勧請により天慶3年(940)に創建された神社です。「烏森」という名前は、この辺り一帯の古い地名にちなんでいます。五穀豊穣の神様である倉稲魂命、天孫降臨伝説の主役・瓊々杵尊の二神とともに、芸能の神様である天鈿女命をお祀りする都内でも数少ない神社です。

JR新橋駅烏森口からすぐ近い場所にある神社は、この地域に住む人、あるいは通勤する人たちの心の拠り所として親しまれています。創建の謂れから必勝祈願のご利益で知られ、そのほかに商売繁盛、技芸上達、家内安全のご利益で知られ、オフィスや商店が集まるビジネス街の中にあることから早朝には鳥居の前で手を合わせる出社前の方々をよく見かけます。
また、烏森神社といえばカラフルな御朱印でも人気の神社。中央の社紋の周りに4色の巴紋が配置された通常御朱印のほか、年間10個くらい登場する特別御朱印も大人気。お正月は元旦の朝9時から新春干支御朱印がいただけます(感染症拡大防止の観点から、御朱印帳への書き入れは行わず、書き置きの和紙による授与)。元旦でなくても1月下旬まで「正月一日」の御朱印がいただけます。

新橋の中心街の中にあり、周囲には多彩な飲食店が軒を連ねています。新しい一年の無事と平安をしっかりお祈りした後は、ご家族やお友達と食事を楽しむのもいいでしょう。

善福寺 見どころ多い千年を越える歴史を持つ古刹

麻布十番商店街の中にある麻布山善福寺は、安政6年(1859)から明治8年(1875)まで初代アメリカ合衆国公使館が置かれ、日本史の教科書の中にも登場する寺院です。境内には初代駐日アメリカ公使となったタウンゼント・ハリスの顔が刻まれた記念碑が立っています。

もともとは天長元年(824)に弘法大師が真言宗を関東に広めようと高野山を模して開山した寺院でしたが、鎌倉時代にここを訪れた親鸞聖人の教えに当時の住職だった了海上人が傾倒し、浄土真宗へと改宗。同じく鎌倉時代に起こった2度の蒙古来襲(元寇)の際には、朝廷の勅願寺(天皇が国家鎮護を勅願する寺院)となり、そのいわれから中門は「勅使門」と呼ばれています。千年以上の歴史を有し、都内でも浅草の浅草寺に次ぐ古刹です。

戦時中の空襲で多くの建物を失いましたが、大阪から東本願寺八尾別院の本堂を譲り受けて、現在の本堂が再建されました。本堂と隣接して立つ開山堂には、国の重要文化財である了海上人の木造が安置されており、親鸞聖人直筆の「白鸞の御名号」や豊臣秀吉の朱印状などの宝物を所蔵しています。

なお、巨大な親鸞聖人像が見られる墓地には「学問のすすめ」などの著書で知られ、慶應義塾の創始者でもある教育者・福沢諭吉が眠っています。国の天然記念物である樹齢750年以上の逆さいちょうも、見る者を圧倒する迫力に満ちた古木です。

ぜひ帰り道には、新春でにぎわう麻布十番商店街を散策して素敵なスイーツやグルメをおみやげに。

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