【動画記事】大人気の都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」の魅力&独断で選んだ「キュンとする生き物」たちをご紹介

JR品川駅高輪口から歩いてすぐの場所にある「マクセル アクアパーク品川」。約350種2万点の生き物たちを展示する水槽群と多彩なアトラクションが融合した同施設は、プロジェクションマッピングを中心とした最先端技術と生き物たちとの共演で高い評判を誇るスポットです。今回はそんな最先端のエンタメ施設の魅力を動画とともにご案内。館内で選んだ「キュンとする生き物5選」も併せて紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください!

季節ごとのイベントも楽しい品川駅前の人気施設

品川駅前の品川プリンスホテル内にある「マクセル アクアパーク品川」。東海道新幹線の停車駅で、羽田空港からも直接アクセスできる品川駅のすぐそばにあるので、東京観光のスケジュールの中に組み込みやすいスポットです。また、約2回分の入場料で購入できるお得な年間パスポートもあるので定期的に訪れるリピーターも多いそう。

館内は四季折々の演出に彩られた水槽展示が楽しめる1階グラウンドフロアとドルフィンパフォーマンスが行われる「ザ スタジアム」、常設展示が並ぶ2階のフロアに分かれています。館内は通路が広く、段差があるところもスロープとエレベーターで移動できる導線が作られているので小さな子どもやお年寄りでも安心。入場ゲート前とザ スタジアム内の計3箇所にベビーカー置き場があり、授乳室も完備しています。

生き物と最先端技術が織りなす幻想的で神秘的な空間

1階では、取材時には“海の世界のお花見”をイメージした「NAKED SAKURA AQUARIUM(ネイキッド サクラアクアリウム)」というイベントが行われていました。

エントランスからさっそく映像と水槽が融合した幻想的な世界。デジタルで描かれた満開の桜の中、水槽ではサクラダイがスイスイと泳いでいます。近くでは「ポート・オブ・パイレーツ」と「ドルフィンパーティー」という2つのアトラクションが楽しめます。

次はイマーシブエリアの「パターンズ」へ。ここでは“春の日本庭園”をイメージし、四方の壁と床面がデジタルアートによって彩られる圧倒的な世界に没入できます。エリア内に点在する水槽の中には和の色彩が美しい金魚やニシキゴイたちの泳ぐ姿が。陸の四季と海の生き物という現実世界でも珍しい景色の融合が見る人の感動を呼び起こします。

順路をそのまま進んでいくと「コーラルカフェバー」に到着します。イベント限定のオリジナルメニューも楽しめるカフェバーには、美しい発光サンゴの水槽が連なります。サンゴのほかにもフロアに並ぶ3つの円柱水槽を眺めながら、おしゃれな雰囲気の中でちょっとブレイクを。

幻想的なクラゲに見とれ、大迫力のドルフィンパフォーマンスに感動!

次の「ジェリーフィッシュランブル」は、音やライティングに彩られた円柱状の水槽の中をさまざまなクラゲが泳いでいる特にロマンチックな空間。カラフルな光に照らされながらカブトクラゲやミズクラゲが水の中を浮遊する光景は生命の神秘を強く感じさせるひとときです。

そして、アクアパークの目玉のひとつである「ザ スタジアム」のドルフィンパフォーマンスです。時期によりことなりますが、パフォーマンスの開催回数1日6〜8回。季節ごとにテーマが変わり、日没後はナイトバージョンの演出が楽しめます。

カマイルカやバンドウイルカ、そしてクジラの仲間のオキゴンドウたちとトレーナーとの息の合ったパフォーマンスの数々。そこに光と音の演出が加わって展開されるパフォーマンスは、まさにここでしか体験できない感動が味わえます。ダイナミックなジャンプをしたり、歌声を披露するなどイルカたちのひとつひとつの活躍が驚きの連続で、スタジアム全体が自然と一体感に包まれます。

イルカたちのパフォーマンスを見終えた後は、ぜひ彼らに盛大な拍手を!

常設展示で発見した「キュンとする生き物5選」

そして2階の常設展示では、異なる5つのゾーンで個性豊かな生き物や標本展示が見られます。約350種の生き物を飼育しているだけに、かわいい生き物は本当に数え切れませんが、ここでは独断でチョイスした「キュンとする生き物5選」を交えながら、それぞれのゾーンを紹介していきましょう。

①世界の水族館でここだけ!「ドワーフソーフィッシュ」

マンタをはじめとするエイの仲間が頭上を泳ぐ海中トンネル「ワンダーチューブ」は“エモい写真”が撮れるポイント。息を呑む感動の空間の中で、ドワーフソーフィッシュが展示されているのは世界の水族館の中で何とここだけという希少な生き物です。一見、そのノコギリのような口先に圧倒されますが、下から見上げてみると小さな目と真一文字の口の意外と(!?)愛嬌のある表情が拝めます。

②2本のツノがおしゃれな「コンゴウフグ」

左右の水槽に熱帯魚やサメが見られ、一部の水槽は定期的にテーマが変わる「リトルパラダイス」。カクレクマノミやチンアナゴなどかわいい生き物がひしめく中で、最も心つかまれた生き物がコンゴウフグです。稚魚は手の平に収まるくらいのサイズで、つぶらな瞳とおちょぼ口にキュンとなるかわいらしさ。でも皮膚に毒を持っているという、見た目とは違って強い生き物。

③とにかく元気すぎる「コツメカワウソ」

オットセイやアザラシなど人気の動物たちが見られる「ワイルドストリート」。ペンギンやアザラシなどの解説、ごはんの時間が見られるイベント「フィーディングタイム」(時期により開催有無やスケジュール変更あり)も楽しめるゾーンです。この中でも特に元気な人気者がコツメカワウソです。仲間とじゃれあいながら素早く動き回る彼ら。その姿をスマホの中に収めたいけれど、なかなかシャッターチャンスをくれないカメラマン泣かせの生き物です。ただ、それだけに目を合わせてくれた時の感動はひとしお!

④水の中を静かに漂う癒し系「モヨウフグ」

同じく「ワイルドストリート」で見られるモヨウフグ。大きなウミガメも暮らす水槽の中をゆっくりと移動しながら、泳いでいるというよりも漂っているという言葉が似合う生き物です。ずっと口をポカンと開けていて、ちょっととぼけたような表情に癒されます。

⑤ラテンの国からやってきた「キオビヤドクガエル」

巨大なピラルクなどの淡水魚やカピバラ、イグアナなど世界のジャングルにいる生き物が見られる「アクアジャングル」。ワイルドさ抜群の空間演出は本物のジャングルを冒険しているかのよう。その中で出逢ったのがキオビヤドクガエルです。南米の熱帯雨林に生息している生き物は、鮮やかな黄色と黒の模様が特徴。すらっと長い手足も素敵なポイントです!

動物たちとふれあえるイベントも!

なお、動物たちの詳しい情報を知りたい時はスマホで使えるAI図鑑アプリ「リンネレンズ」が便利です。水槽にスマホをかざすと映った生き物を認識して生体や特徴を教えてくれます。ぜひ館内の案内を参考にして試してみてください。

屋外にあるフレンドリースクエアでオットセイやコツメカワウソによる平日限定のミニパフォーマンスが見られたり、カピバラにごはんをあげたりイルカにタッチできる「ふれあいプラン」(別途有料、要事前予約、人数限定)などのイベントもあるので、詳しくは公式サイトにてご確認を。

【入場チケットなどの詳しい情報は下記の公式ホームページへ】
http://www.aqua-park.jp/aqua/index.html

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