【動画記事】東京ウォータータクシーでプライベートクルージング体験! 芝浦運河でアイランドホッピング気分に浸り、東京港の絶景へ

日の出埠頭やお台場を訪れた際に海の景色を眺めていると、たくさんの中でも一際目立つ、黄色いボートを見かけたことはありませんか。「東京ウォータータクシー」が運航している、このかわいいボート。実はチャーターして運転手付きのプライベートクルーズをオーダーメイドできるのです。今回は特に人気が高いという芝浦運河と東京港を巡るコースをオーダーして、海から見る港区を探訪してきました。

キュートな黄色いボートで、プライベートクルーズへGO!

港区・芝浦に営業所がある東京ウォータータクシーでは、現在7艘のボートが活躍しています。同社が運航する路線には、移動手段として便利な「ベーシックライド ダイレクト便」、定型コースによる観光向けの「ベーシックライド おすすめ便」などのメニューがあり、今年の10月からは、一部のコースが東京メトロと都営交通のアプリからも予約できるようになりました。今回は利用者の希望に合わせてコースをアレンジしてもらえる「ベーシックライド カスタム便」に乗って、水上のショートトリップを楽しんじゃいます!

乗船ポイントはJR田町駅から徒歩3分ほどの新芝橋近くにある田町防災船着場。“山手線で最も海に近い駅”である田町駅すぐそばのここは、20か所から指定できる東京ウォータータクシーの乗船場所の中でも特に利用者の乗り降りが多いポイントです。ちょっと早めに到着すると、向こうのほうから、あのピッカピカの黄色いボートがやってきました。今回私たちを乗せてくれるのは「Marine05」のウォータータクシー。キャプテンの案内を受けて救命胴衣のベルトを着用したら、いざ船内へ!

8人まで乗れるボートは、ソファシートを設えた心地よい船室を備えているほか、デッキに出て、より爽快な景色が楽しめる造り。乗船客用のコンセントもあり、夜は照明の調光も可能で、スタッフの井上さんは「一度乗ると次は誰とどんな風に利用しようかなと楽しみにされる方が多いのがとても嬉しいですね。チャーターの最大のメリットは、周りに気を遣わず過ごせること。小さなお子様連れ同士で水辺のレストランへの移動手段として利用いただいたり、フードやお菓子を持ち込んで少人数でワイワイと水上ピクニックを愉しんだり、お出かけや同窓会などのイベント、企業研修や海外のお客様のおもてなしのアクセントで利用いただく場面も増えています」と言います。飲食物の持ち込みもOKで、生後1年以上のワンちゃんであればリードにつないだ状態で乗船できるので、最近はドッグフレンドリーなレジャーとしても人気が高まっているそう。なお、暖房完備なので冬季も快適。トイレもあるので、もしもの場合も安心です。

田町を出た船は、新芝橋の下をくぐりながら芝浦方面へ向かいます。

運河の中をスイスイ〜。小型船だからこそできる船の旅

水路沿いに高層住宅やオフィスビルが建ち並び、独特の景観を生み出している芝浦運河。小さな橋がいくつもかかる運河の中をスイスイと移動できるのは、小回りが効く小型船だからこそ。竹芝橋や浦島橋など、橋の下スレスレのところを往くのは、なかなか迫力のある体験です。

また、親しみやすいかわいらしさで、周囲に映える船体ゆえ、運河沿いの道を歩く親子や子どもたちから手を振られることも。たくさんの橋で結ばれた陸地を水の上から巡っていると、島から島へとアイランドホッピングするかのような気分にも誘われます。

さらに進んでいくと、岸に停留する屋形船が見えたり、水上の高架線を行き交うモノレールを頭上に眺めたり…。陸地からは見られない景色ばかりで、まるで“東京の裏路”を往くような感覚に。

そして運河クルーズを十分に満喫したら、次は、運河と海を隔てる高浜水門をくぐって東京港の大海原へ!

品川コンテナ埠頭の巨大クレーンと、間近で見るプロの仕事に感動!

ここからは街の中を進んできた先ほどよりも、さらに開放的な景色に。視界にはお台場側の街並みをバックに構えるレインボーブリッジのパノラマが広がります。船はまず、そこから左手の方向に移動して、レインボーブリッジに接続するループ橋へ。フォトスポットとしても人気のあるループ橋を真下から眺められるというのもスペシャルな体験である一方、観光船では入れないエリアが見物できるのも特別感あるイベント。

ここでは、竹芝と東京の島々を結ぶ東海汽船のカラフルな水中翼船が“羽”を休めているほか、昭和時代から活躍してきた鋼製のレトロな“だるま船”とも遭遇し、東京港では本当にいろんな船が活躍しているということを改めて実感させられました。

そして船は少しずつ南下しながら、この旅のもうひとつのハイライトである「品川コンテナ埠頭」へ向かっていきます。

年間8千万トン以上の取扱貨物量を誇る東京港は日本を代表する貿易港のひとつ。首都圏の生活を支える貿易港として輸出貨物量より輸入貨物量の方が3倍近く多いのが特徴で、貨物量全体の外貨コンテナ取扱量では日本一の規模を誇っています。そのうち、“日本初のコンテナ埠頭”として、今から45年前に運用が開始された品川コンテナ埠頭は、主に中国をはじめとするアジア方面からの船の利用が多い埠頭です。

この日は、巨大タンカーが停泊する岸にグッと接近して、埠頭の作業を間近で見学。ここまで近付けるのも他の観光船ではなかなかできない貴重な体験です。色とりどりのコンテナが積み上げられた埠頭は、近付くほどに迫力がアップ。タワーのようにそびえるガントリークレーンも大迫力!ここは365日24時間動く、人々の生活を支える物流拠点でもあります。

ちょうど運搬作業中の時間だったので、クレーンがコンテナを持ち上げて動くダイナミックな光景を目の当たりに。リアルなプロの現場を見て思わず歓声が出てしまった一方で、クレーンの根元にある操作室を見ながら、あんなに高いところで働ける運転手さんの仕事ぶりに感動を覚えました。

そこから船はレインボーブリッジの下を通過しながら、キャプテンにおまかせで港内をゆったり航行。品川台場のそばを通ったり、竹芝埠頭に立ち並ぶレトロな三角屋根の倉庫を眺めたりして、海風を感じながら船上はだんだんとチルいムードに…。

地元グルメをテイクアウトして、心躍る船上ランチ

さて、いろんなものを見て感動したら、きっとお腹も空いてくるはず。いい景色あるところに美味しいグルメあり。もちろん、この船旅にもここならではの食の楽しみが。なんと、事前に予約しておけば、地元にある幾つかのレストランのメニューを水上でテイクアウトできるのです。今回は、芝浦運河沿いの『mi tiempo(ミ・ティテンポ)』でテイクアウトしておいた看板メニューの「チョリパン」で船上ランチ♪

チョリパンとは、半分に割ったチョリソをバゲットに挟んだ南米風ホットドックのこと。主にアルゼンチンやウルグアイで愛されているラティーナたちのソウルフードです。こちらのチョリパンは、中のチョリソを埋め尽くすくらいに野菜がモリモリな一品。バジルソースが爽やかなアクセントになっていて、二人でシェアしても十分な食べ応えを感じる大満足のボリュームでした!

そうして楽しかった旅も終盤に。芝浦運河に戻り、出発した田町防災船着場に帰ってきました。「11月中旬から2月ごろまではロシアからの渡り鳥ユリカモメの群れが船を追いかけてきて、アーバンネイチャーな体験ができますよ」と、旅の終わりに教えてくれたキャプテンの渕上さん。あぁ、それは冬の季節も素敵なんだろうなぁ…と、また別の時期にも乗ってみたくなりました。

今回体験した「ベーシックライド カスタム便」のほか、東京ウォータータクシーのより詳しい情報や問い合わせ方法は、下記の公式ホームページをご確認ください。お天気を見ながら、オンデマンド予約ができるのも東京ウォータータクシーならでは!皆さんも、自分好みにアレンジしたコースでプライベートクルージングを楽しんでみてはいかがでしょう。

《東京ウォータータクシー》
https://water-taxi.tokyo

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