東京・港区の桜の名所をチェック! 都心でおしゃれにお花見する方法

港区はおしゃれにお花見できる桜の名所がたくさんあります。歴史ある公園で桜を楽しめたり、おしゃれなレストランのテラスで眺められたり! 今回はそんな都心にある桜の名所ごとのおすすめのポイントやお花見グルメ情報をご紹介します。

駅近・都会のオアシス「旧芝離宮恩賜庭園」

浜松町駅からすぐの場所にある旧芝離宮恩賜庭園は、江戸初期につくられた大名庭園の1つです。池を中心として庭園や石が配された美しい回遊式泉水庭園で、桜も水景色によく映えます。桜は庭園東側の馬場に約34本が植栽されています。2023年の開花予想は3月18日頃、満開予想は3月下旬です。馬場の対岸からは遠景としての桜が見事。東京タワーや高層ビルのもとで、庭園で優雅に咲き誇る様子を楽しむことができます。

南西角の芝生広場では、腰をおろしての花見もできるので、レジャーシートを広げてくつろいでもOK。お弁当や飲み物を持ち込むこともできます。大名庭園と桜の見事なコラボレーションを楽しみましょう。ソメイヨシノが終わった後には、「御衣黄」という花の色が緑色の珍しい桜が咲きます。4月に入ってから、涼しげな色合いの桜を見に行ってみるのもよいでしょう。
*芝生広場以外の芝生の立ち入りはできません。

桜のアーチが楽しめる「青山霊園」

青山のオフィス街の裏手にある青山霊園は、明治7年に開設された都立霊園です。都心にありながら約26ヘクタールある敷地は緑が豊かで、都会にいることを忘れてしまう空間です。園内には大久保利通や池田勇人などの有名人の墓や外国人の墓もあります。

青山霊園は、300本以上の桜がある名所としても有名。青山から西麻布にかけてのびる一本道には、両側に桜の並木道があり、満開の頃には桜のアーチのような美しさを見せます。園内の至るところに桜はありますが、写真撮影するなら、ここがおすすめです。桜の名所ではありますが、レジャーシートを広げての飲食はNG。都会の喧騒を忘れて、静かに散策しながら桜を楽しむことにしましょう。

リトルダーリンコーヒーロースターズ

「HAMBURGER」1,650円(税込)

青山霊園でお花見した後は、近くにある「リトルダーリンコーヒーロースターズ」に立ち寄るのがおすすめです。こちらは青山霊園の道路を隔てた向かい側にあり、憩いの場として利用できます。テラスもありますし、敷地内には芝生広場があるので、カフェで食べ物や飲み物を買ってピクニックすることもできます。

この時期は、春限定のオリジナルブレンドコーヒー「HOPPING SHOWER」が登場。コロンビアをベースにエルダーフラワーの華やかさとアップルを思わせる明るい酸味、キャンディのような柔らかい甘さ。ほのかにとろみのあるなめらかな質感が楽しめます。料理メニューは、ワンハンドで食べられるホットドッグやハンバーガーのメニューを提供。空の下でボリューム感のあるメニューをほおばってみるのも楽しそうです。
*彼岸時期はお経を読まれることもあります。大きな声は出さないでください。
*ゴミは持ち帰りましょう。
*車での来園が多いので、写真撮影の際には十分、気をつけてください。
【DATA】
リトルダーリンコーヒーロースターズ
住所:港区南青山1-12-32
電話番号03-6438-9844
営業時間:10:00〜19:00(LO18:30)、不定休

ライトアップも楽しみな「六本木ヒルズ」

六本木ヒルズは、毛利庭園と六本木さくら坂の桜が見どころのお花見スポットです。毛利庭園は毛利池を中心とした回遊式の日本庭園。ソメイヨシノ7本、マイヒメ1本、ヨウコウ1本、ヤマザクラ1本があり、滝や川のせせらぎを聴きながら桜が楽しめます。約400mの桜並木が続く六本木さくら坂には、ソメイヨシノが75本あります。六本木ヒルズの開業から20年の歳月を経て、立派に成長。六本木さくら坂は、道をおおうほど桜色の風景になります。六本木ヒルズの開花予想は3月20日、満開予想は3月25日です。毛利庭園と六本木さくら坂では、3月下旬から4月中旬までの開花時期にあわせて夜間のライトアップが行われます。都会の夜に舞う幻想的な夜桜も楽しみの1つです。

「毛利 サルヴァトーレ クオモ」のテラス席

「中国料理 ゴールデンタイガー」の筍と牛肉の黒胡椒炒め(500円・税込)

六本木ヒルズ内では飲食店でお花見をゆったり楽しめる場所がいくつかあります。「毛利 サルヴァトーレ クオモ」では、テラス席から毛利庭園の桜を眺めながら食事がいただけます。3月31日〜4月2日の期間は、「六本木ヒルズ春まつり2023」が開催されます。飲食店やホテルによるグルメ屋台が登場。今年は、縁起の良いたけのこを使った限定メニューや各店自慢のオリジナルメニューが楽しめます。桜とともに旬の素材をいただいて、春を思いっきり満喫しましょう。
ライトアップ時間17:30〜23:00(六本木さくら坂 〜22:30)

限定屋外ラウンジが登場する「東京ミッドタウン」

東京ミッドタウンには、旧防衛庁から引き継いだ40本の桜を含め、約100本の桜があります。乃木坂側にある「春の散歩道」は桜の並木道となっており、散歩をするのにも、風景写真を撮影するのにぴったりです。また、ミッドタウンガーデンには桜のほかに春の草花が自然に息づいています。東京ミッドタウンの桜の開花予想は3月22日、満開予想は一週間後となっています。

屋外ラウンジでは「ホテル ザ・リッツ・カールトン東京」の華やかなメニューやオリジナルカクテルが楽しめる

スペシャルシートでの席料に含まれるラウンジセット(7,000円・税込)。ドリンク2杯とおつまみ2品、スイーツ3種のセット

ミッドタウン・ガーデンには3月15日から4月16日まで、屋外ラウンジ「THE SINGLETON BLOSSOM LOUNGE」が登場します。桜の木の下に100席程度が用意され、利用シーンで選べる座席が充実。ザ・リッツ・カールトン東京が考案するメニューやカクテルが用意されています。通常時は20時、金・土曜と桜満開時は21時までオープンしているのでライトアップした夜の時間帯も利用OK。ヒーターやブランケットが用意され、屋外でも寒さ対策は万全です。華やかな時間を楽しみましょう。

日本庭園で17種類の桜が楽しめる「高輪エリアのプリンスホテル」

3月17日〜4月9日まで「SAKURA View Stay」プランが登場

高輪エリアには日本庭園を囲むように、「ザ・プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル高輪」「高輪 花香路」「グランドプリンスホテル新高輪」の3つのホテルと1つの旅館があります。約20,000㎡の日本庭園には、時期になると17種類約210本の桜が開花。一番早く咲く河津桜は2月に見頃を迎え、ソメイヨシノは毎年3月中旬〜下旬に開花し、順次見頃を迎えます。4月上旬には山桜、4 月下旬には関山と続き、約3ヵ月にわたり桜が目を楽しませてくれます。

「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」の桟敷席

庭園を歩いて散策することもできますが、客室やラウンジからは絵画のような美しい桜を眺めることができます。客室からはプライベート空間での花見が叶うので、この時期は桜のステイプランが充実。レストランでも春の味覚を楽しめるプランが用意されています。日本庭園では、港区指定有形文化財にもなっている観音堂や鐘楼、山門と桜のコントラストも素敵。夜にはライトアップされた夜桜を楽しむこともできます。

グランドプリンスホテル高輪1Fラウンジ 光明の「はんなり小箱」(11,000円・税込)

ホテル内のレストランではこの時期ならではの春や桜をイメージしたコースやメニューが用意されています。日本庭園に隣接しているグランドプリンスホテル高輪 1Fにある「ラウンジ 光明」では、大きな窓側席で楽しむ「はんなり小箱」、桟敷席のある「鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」では「八重」というコースがおすすめ。このほかのレストランやバーでも趣向を凝らしたメニューが登場。ラグジュアリーに優雅に桜とおいしい食事を堪能できるでしょう。
港区の桜の名所は、どこも洗練された華やかさがありました。にぎやかに騒ぐというより、おしゃれに過ごすのがぴったり。今年は、公園や施設で用意されたプランを上手に利用して、都心の桜を満喫してみてください。

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