東京・港区の飲食店をみんなで応援しよう! 港区内のテイクアウトグルメ特集

新型コロナウイルスの感染防止に伴う緊急事態宣言の中、様々なアイデアでがんばる飲食店の皆さん。今月の特集は、そんな港区の飲食店を応援するテイクアウトグルメ企画をお届けします。港区商店街連合会の加盟店から、テイクアウトを実施している5つの店舗をピックアップ。選りすぐりのグルメばかりで、お腹がぐぅ〜っと鳴ること間違いなし! 港区の飲食店をみんなで応援しましょう。

《港区商店街連合会が提供しているテイクアウト店の情報はこちら!》
https://www.minato-smile.net/minato-takeout-list.html

古酒と沖縄料理 島唄楽園 美海店/「街の巨匠」が作る伝説のゴーヤーチャンプルー!

乃木坂駅から歩いてすぐ、まるで日本庭園のような石畳道の先にある「島唄楽園(しまうたぱらだいす)」。「なかなか見つけづらい場所にあるでしょ?」と女将さんご本人がいうほど、都会の隠れ家という言葉がぴったり似合うお店です。

今年で創業23年目を迎える老舗沖縄料理店。以前は六本木で営業していましたが、昨年、乃木坂にあった2号店に本店を移転しました。店内は「ソーキそば」「ラフテー」「島らっきょう」などお馴染みの沖縄料理のお品書きが壁一面に。一方で女将さんが立つカウンターの後ろには、沖縄各地の泡盛がずらりと並べられています。

厨房に立つご主人は石垣島生まれ。主に接客を切り盛りする女将さんも醸し出す雰囲気からして沖縄のご出身……と思いきや、実は六本木育ちという生粋の東京人。六本木と石垣島のマッチングと聞くと、何だかお二人の馴れ初めが気になるところですが、ある映画を見て石垣島にハマり込んだ女将さんが、いつか石垣島の人と結婚したいと夢見ていた時に、たまたま六本木でやっていたお店にご主人が来店したというのが最初の縁なんだそう。

約半分の食材を沖縄から空輸で調達。そこに石垣島の家庭の味を引き継いだご主人の技が加わることで、本物の沖縄料理の数々が生み出されます。「琉球言葉で『てぃあんだー』と言われるような、沖縄のお母さんの味が感じられる料理を届けています」と女将さん。化学調味料をできるだけ使わず、熟練の腕と素材本来の味で勝負している沖縄料理はどれも優しい味わいです。

そして島唄楽園の名物といえば、やっぱり「ゴーヤーチャンプル」。ご主人の作るゴーヤーチャンプルは、2016年まで放送されたテレビ番組「チューボーですよ!」で3度にわたって「街の巨匠」として紹介された逸品で、店を訪れる沖縄出身著名人の間でも折り紙付きの一皿なのです。テイクアウトでは、このゴーヤチャンプルを「巨匠のゴーヤ丼」として、何と700円で提供しています。

フタを開けると自分の存在を主張するかのように青々と輝くゴーヤー。時間が経っても衰えを知らないもやしのシャキシャキ感。豚肉も入っていてボリューム感。さらに、ご飯は石垣島特産の赤米を使っていて、ざくざくチャンプルを堀った先に宝物を見つけたような気分。味も見た目もリアル沖縄テイストな巨匠の味が楽しめます。

「タコライス」「沖縄焼きそば」も同じく700円で提供。そのほか、沖縄そばなど他のメニューもリクエスト次第でテイクアウト可能とのこと。また、ウーバーイーツによるデリバリーにも対応しているほか、平日のランチタイムは他店舗と共同で六本木交差点のアマンド六本木店内のポップアップストアでもお弁当の販売を行っています(平日12時から14時30分まで、販売期間は要確認)。

(DATA)
古酒と沖縄料理 島唄楽園 美海店
所在地:東京都港区南青山1-15-18 リーラ乃木坂1階
電話番号:03-5771-1303
テイクアウト営業時間:11:00〜14:00、17:00〜24:00
定休日:日曜、祝日

五代目 おかめ鮨/老舗の伝統を受け継ぐ江戸っ子大将が作る、宝石箱のような「ばらちらし」

幕末の安政2年(1856)に創業した、東京でも屈指の歴史を誇る鮨処。威勢の良い声で迎えられる店内では、5代目の大将が伝統の江戸前寿司を握っています。

「江戸前寿司といえば魚河岸があった日本橋あたりが有名ですが、昔はこの芝浦にも昼から開く『芝の夕河岸』というのがあって、塩や酢で保存させたキスやカレイなんかが売られていました。日本橋と違って庶民も気軽に行ける市場だったから随分と賑わっていたそうですよ」

そう語ってくれた大将は、鮨のことだけではなく江戸の様々な歴史に詳しい歴史博士的な存在。「創業した頃のこのあたりは三保の松原のような景色だった」とか「江戸っ子はせっかちで待つのが嫌だから、三代目だったおじいちゃんの頃は一貫の大きさがコンビニのおにぎりくらいだった」などなど、ひとたびカウンターで向かい合うと軽快な喋りとともに豊富な知識がどんどん飛び出してきます。

「ここは近くに薩摩藩の屋敷がありましたからね。そういう武家屋敷や寺町なんかに出前をしていたのが、おかめ鮨の始まりなんです」と大将。時には客先に出向いてお鮨を握ることもあったといいます。また、自らも踊りを習うなど芸事に精通していた3代目の頃は、歌舞伎役者や近くで小唄を習った後の一流経営者らも足繁くお店を訪れたそう。

「この辺も今じゃ山手って言われるけど、昔で言ったら下町だよ」と語るように、握りもちらしも千円台から揃える価格設定は、港区内の老舗とは思えないほどの下町級。そんな5代目おかめ鮨のイチ押しテイクアウトメニューは「名代ばらちらし」(2420円)です。

素敵な包み紙をはがした先に現れるのは、五色の食材の上をイクラが輝く宝石箱のような光景。テイクアウト用のわっぱの中には、マグロ、エビ、アナゴ、玉子などのネタが無数に散りばめられ、女性ならば十分に2人前はある重量感です。こだわりのネタが融合する味わいは、まさに“口福”の極み。そのほか、握り寿司の詰め合わせも千円台から用意しています。


150年以上の伝統を受け継ぎ「商売は三方よし」の精神を大切にしている大将。テイクアウトもおすすめですが、歴史や落語などに造詣が深い大将との会話も老舗の味のひとつなので、できればランチやディナーでもゆっくり訪れたい一店です。

(DATA)
五代目 おかめ鮨
所在地:東京都芝4-9-4 芝濱ビル1F
電話番号:03-3451-6430
テイクアウト営業時間:11:00から受付開始
定休日:土・日曜、祝日

鳥居亭/親子の思い出がたっぷり詰まった、超濃厚卵の親子丼

白金高輪駅から徒歩2分のところにある「鳥居亭」は、炭火焼き鳥で評判な鳥料理の専門店。平成8年(1996)に創業し、今は初代店主だったお母さんのお店を息子の2代目ご店主が引き継いで営業しています。

すべてのベースになる鶏肉は、築地の有名店・宮川食鶏鶏卵から仕入れる新鮮なもの。お昼は「親子丼」や「チキンライス(カオマンガイ)」などを中心にしたメニュー構成で、普段であれば行列ができる人気ぶりです。一方で、夜は備長炭で焼く香ばしい炭火焼鳥が評判(現在、夜の営業は休業中)。プロラッパーとしても活躍するご主人と元気のいい女将さんとの阿吽の呼吸によるコンビネーションで、店内はいつも活気に満ちています。

そんな鳥居亭のおすすめテイクアウトメニューは、お店の看板メニューとして大人気の「親子丼」(800円)と、テイクアウト限定の「焼き鳥丼」(1000円)です。

「昔は母と僕の親子ゲンカが店の名物で(笑)。それに変わる名物を作れないかと考えた末に思いついたのが親子丼だったんです」と親子丼の誕生秘話を冗談まじりに(?)話してくれたご主人。さらに詳しい話を聞くと、見習いとしてお店を手伝っている時に何度も何度も失敗を繰り返して習得したという汗と涙の結晶であり、親子の思い出が詰まったメニューなんだそう。

一般の卵に比べて約30倍のビタミンEを含むという兵庫・赤穂産の「日本一のこだわり卵」や、甘みと柔らかさが特徴の淡路島産タマネギなど、鶏肉以外の食材にもこだわり。絶妙のタイミングで仕上げた玉子は濃厚かつトロトロで、皮を炭火で軽く炙った香ばしい鶏肉が焼き鳥店のプライドを感じさせてくれます。

もう一方の焼き鳥丼は、ももとつくねに加えて、2種類の焼き鳥が日替わりでのるボリューミーな内容。ソフトな味わいの親子丼に比べると、こちらは濃厚なタレが食欲をガツンと増幅させるハードな味わいです。タレだけでもご飯がおいしいので、焼き鳥を別のお皿に移して、お酒と一緒に味わうという邪道な楽しみ方もあり⁉︎

「事前にご予約いただければ、焼き鳥もアラカルトでご準備できますので、ぜひこの機会にウチの味を楽しんでみてください」とご主人。親子で引き継がれる人気の味をぜひ体験してみて!

(DATA)
鳥居亭
所在地:東京都港区白金1-25-15平野ビル1F
電話番号:03-3444-2209
テイクアウト営業時間:11:30〜14:00、16:00〜18:00
定休日:土曜

お好み焼き その/シンプルな中にこだわりが伺える焼きそば

お好み焼き その/シンプルな中にこだわりが伺える焼きそば

麻布十番商店街の雑式通り沿いに立つ、お好み焼きともんじゃ焼きの店。新しいものと懐かしいものが融合した麻布十番の街らしく、まるで昭和が帰ってきたかのようなレトロな店構えが印象的です。

もとは現在の店主のお母さんが今から41年前に開いたお店で、「その」という店名には「みんなが集まる園(その)にしたい」という先代の思いが込められているそうです。

10人入れば店内が一杯になる小さなお店ですが、壁に貼られたメニューは、お好み焼き、もんじゃ焼き、鉄板焼き、一品料理など、料理だけでも数え切れないほどバラエティ豊か。「周りの飲食店の方々が仕事帰りに寄って下さることもあって、皆さんからいろんなリクエストをいただくうちに、どんどんメニューが増えまして…」とご店主。そんなアットホームさも、お店が地元で長く親しまれている理由のひとつなのでしょう。


テイクアウトメニューは、「焼きそば」(500円)、「長崎雲仙ハム焼き」(650円)、「オムライス」(600円)、「牛丼」(600円)、タコライス(700円)の5品。そのほかに、飯田橋にある知り合いのお店から仕入れる紀州名物の目はり寿司、仲良しのバーが提供するペンネなど、珍しいお弁当が並ぶこともあります。

一押しメニューの「焼きそば」は、シンプルな見た目の中にこだわりが隠れた真心の味。2種類をブレンドしたスパイシーなソースが特徴で、シャキシャキ野菜と肉のボリュームもたっぷり。ホッと心が落ち着くおいしさです。


「夜8時前まではイートインもできますので、店内でもテイクアウトでもできたての味をお楽しみください」とご店主。麻布十番の便利な立地にあるので、麻布十番での買い出しついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

(DATA)
お好み焼き その
所在地:港区麻布十番2-10-7 第2音居ビル
電話番号:03-3454-5254
テイクアウト営業時間:12:30〜14:00、17:00〜20:00(現在は不定休)
定休日:火曜

このむ白金/ご飯が欲しくなる⁉︎ 自家製麺の激ウマカレーうどん

白金高輪駅から徒歩4分。おしゃれなレストランやマンションが立ち並ぶ通りに立つ「このむ白金」。オープンキッチンを設えたシックな空間で群馬県産の食材を使った創作料理を提供し、年代問わず人気のお店です。

ランチは上州地粉を使って自家製麺するうどん料理が中心。ディナーでは、上州豚や下仁田こんにゃくなどを使った創作料理を提供し、群馬の滋味と店主のセンスが融合したここにしかない味が楽しめます。

テイクアウトでは、数種類のうどんやカレーライスのほかに、群馬名物の「上州黒焼きそば」(950円)や「上州名物 ソースカツ丼」(840円)を提供。その中でもお店イチ押しのメニューが、ランチでも一番人気を誇る「このむのカレーうどん」です。

自慢のカレーうどんは、見た目だけで濃厚さを感じさせる佇まい。黄金色に輝くスープは、ベースとなる特製キーマカレーにブイヨンや生クリームを加えて仕上げたものです。箸を持ち上げると、うどんにどろりとカレーがまとわりつく重量感。一口頬張ると、スパイシーでクリーミーな味わいが広がります。

自家製麺のうどんも歯触りの良さとコシの強さを併せ持ち、カレーの強烈な個性に負けないベストマッチの相性。さらにフライドオニオンが香ばしい味わいをプラスしています。

スタッフの方は「ランチの時は、締めにご飯が欲しいと仰る方が多いんですよ」と言います。確かにこのカレーは、ご飯にかけても絶対においしいはず。テイクアウトの際は、家でご飯だけ準備しておくことをおすすめします!

なお、うどんとカレーはセパレートの状態で提供されているので、家でも作り立ての味わいをキープ。今後はデリバリーも検討しているとのことです。

(DATA)
このむ白金
所在地:東京都港区白金2-1-5
電話番号:03-6408-0744
テイクアウト営業時間:注文10:00〜18:00(受け渡しは19:00まで)
定休日:不定休

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