甘〜い秋の味覚が大集合! 東京・港区のアフタヌーンティーが楽しめる一流ホテル

今月の特集は、東京・港区でアフタヌーンティーを提供している一流ホテルの情報をお届けします。アフタヌーンティーは英国の上流階級の中で生まれた喫茶習慣。ティースタンドに乗せて運ばれてくるスコーンやケーキ、サンドイッチなどを囲みながら、ゆったりとティータイムを過ごす高貴な文化です。世界にはこの文化をサービスとして提供する高級ホテルが数多くあり、港区の有名ホテルでも楽しむことができます。これまで通りのブッフェがなかなか楽しめない今、注目を集めつつあるアフタヌーンティー。身近な場所でちょっとリッチな時間を過ごしたいあなたにおすすめです。

グランドプリンスホテル新高輪/Autumnアフタヌーンティー

品川駅高輪口から柘榴坂を歩いた先にあるグランドプリンスホテル新高輪は、現代的な機能性と日本の伝統的な美しさが融合した都市型ホテルです。全室バルコニー付きの白亜の建築は、昭和を代表する建築家・村野藤吾の設計によるもの。ゲストを迎える1階のアライバルエリアは現代的なデザインの中に日本の伝統様式を取り入れた空間で一歩足を踏み入れた瞬間に特別な非日常感を感じられるはず。

1階の「Lounge Momiji(ラウンジもみじ)」で提供されるアフタヌーンティーは11種類のティーと9種類のコーヒーが3時間飲み放題。シックなプレートに載せて供されるメニューは大人の装いを感じさせます。

9月から提供しているAutumnアフタヌーンティーは、セイボリーにキノコのキッシュ、プロシュートとカマンベールチーズのクロワッサンサンドやエビ入りトマト風味のチャウダーのブレッドカップ、スイーツにはぶどうのタルトやモンブランタルトなど秋の味覚を詰め込んだレパートリー。季節を問わず並ぶラザニアも自慢の一品です。おいしいお茶とメニューで優雅な時間が過ごせること間違いなし。

また、屋外には約2万㎡もの広大な日本庭園があり、四季折々の表情を見せる風情ある空間が楽しめます。ドッグフレンドリールームやドッグラン&ラウンジも擁し、愛犬と一緒に東京観光をしたい方にも心強いホテルです。

そのほか、この秋の企画として同館がイチ押しするのは、「ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ」の6種類から選べるグラスワイン付きプラン。これは9月と10月の2ヶ月間開催しているオーストラリアフェア期間中の特別企画。厳選したオーストラリア産ワインの中から好みの一杯を作り立ての料理とともに楽しめます。

「コース料理のように楽しめる」をコンセプトにした新しいブッフェは、3か所のライブキッチンからスタッフがワゴンサービスでサーブしてくれるシステム。「ザクロの自慢の骨付きローストビーフやフォアグラやシーフードの網焼き、お寿司や鉄板焼きを新しいスタイルのブッフェで心ゆくまでお楽しみください」と担当者。この機会を逃さずに出かけてみては。

ザ・プリンス パークタワー東京/シャインマスカットを使った秋限定のアフタヌーンティー

ザ・プリンス パークタワー東京は、芝公園の中に立つプリンスホテルズ&リゾーツのフラッグシップホテルです。広大な自然に囲まれた地上33階のホテルは東京タワーすぐそばの都内でも指折りのロケーションにあり、旅行業界で世界的な権威がある格付け機関・フォーブス・トラベルガイドで2年連続4つ星の評価を受けています。

ロビーエリアは公園の中に佇む邸宅をイメージし、書斎にいるかのような静謐な時間を演出。世界の一流アスリートも愛用するイタリア・テクノジム社製のマシンを揃えたスパ&フィットネス(会員と宿泊客のみ利用可能)では、都内では珍しい、地下約1600mから汲み上げた天然温泉も楽しめます。

そのほか、和洋中をフレキシブルに選べる10つのレストランやブーランジュリー、ボウリングサロン、ライブハウス、ギフトショップ、ショッピングエリアなどを擁し、館内にいながら一つの街を散策するような感覚でホテルステイをお楽しみいただけます。

そんな同館では1階の「ロビーラウンジ」でアフタヌーンティーを提供しています。東京タワーを望む開放的な空間で頂くメニューは、3段のスタンドには宝石のようなケーキやスコーンが並び、セイボリー(軽食)も添えられた充実の内容。

季節感を反映した月替わりの構成で、10月31日までの期間中はシャインマスカットをふんだんに使った期間限定のアフタヌーンティーを提供しています。

「シャインマスカットのケーキやタルトはもちろんのこと、マロンのブリュレやマカロンなどが味わえるスイーツをお楽しみいただけます」と担当者の声。計18種類の紅茶やフレーバーティー、コーヒーが3時間飲み放題で、ゆっくり時間が過ごせるところもおすすめのポイントです。

なお、プリンスホテルでは、10月1日からザ・プリンス パークタワー東京とグランドプリンスホテル新高輪を含む都内10ホテルで「LOOK&TASTE TOKYO」キャンペーンを開催。すべての宿泊者を対象に直営レストラン・バー・ラウンジの利用が20%引きになるほか、2泊分の料金で3泊できる宿泊プラン「LOOK TOKYO 3泊目無料プラン~One Two Free~」を提供する。ぜひこの機会にリッチなステイとアフタヌーンティーを体験してみては。

第一ホテル東京/秋のアフタヌーンティーセット

JR新橋駅から地下歩道で直結の第一ホテル東京は、1938年(昭和13年)に創業した歴史と伝統あるホテルです。創業時、全館冷暖房を完備したホテルは日本で初めて。1964年(昭和39年)の東京五輪の際には客室を提供し、日本初のモーニングコール機導入や朝食バイキングの開始など、常に時代を先取りした斬新なサービスを提供してきました。来年行われる2度目の東京五輪に向けて2018年に客室フロアを全面改装。創業当時のコンセプト「エレガンス&エクセレンス」を大切に、より洗練されたホテルに生まれ変わりました。

各国のゲストをおもてなししてきたホテルは食へのこだわりも一流。館内には12のレストランを備え、和洋中の各ジャンルで高い評価を受けています。

昨年リニューアルされたダイニングラウンジ「ラウンジ21」は、地上21階の最上階にありながらクラシックな邸宅にいるかのようなおしゃれな空間。家族や仲間との時間を大切にできるプライベートシートのほか、窓に面したカップルシートでは銀座や汐留の街並みを見渡しながらロマンチックな時間が過ごせます。

アフタヌーンティーが楽しめるのは1階の「ロビーラウンジ」。季節ごとに旬の素材を生かした構成が魅力で、9月から11月は「秋のアフタヌーンティーセット」を提供しています。おとぎ話に出てきそうな3段のスタンドには、かぼちゃタルト、洋梨マカロン、紫芋のシュークリームなど、秋らしい顔ぶれが。モンブランやタルト、マカロンなど様々なアレンジで“味覚の秋”を満喫できます。

また、上段の『チェリーウィッチ』は、第一ホテル東京の手みやげとしても人気の焼き菓子です。「サクッとした食感と甘酸っぱい味わいでコーヒーとの相性抜群です」と担当者。吹き抜けになった天井の広々とした空間で、テーブルを囲みながら楽しい会話が盛り上がりそう。

新橋駅直結の立地は銀座や有楽町へのアクセスにも便利。今なら最大24時間滞在可能、ホテル内で使える最大4,000円の利用券プレゼント、さらには朝食無料という三大特典がある都民限定プランも用意しています。ショッピングや観劇の機会に合わせてアフタヌーンティーに訪れるもよし、この時期だからこそ都心のステイを満喫してみるもよし。80年以上の歴史を刻んできた名ホテルのホスピタリティをぜひ体験してみてください。

グランドニッコー東京 台場/ピンクアフタヌーンティーセット

ゆりかもめ・台場駅に直結した好ロケーションに立つグランドニッコー東京 台場。地上113mの高さを誇るホテルの高層階からは、レインボーブリッジなどベイエリアとその周辺の景色を一望することができます。

パノラミックな絶景に加えてこのホテルの大きな魅力といえるのが、館内に10軒ある個性豊かなレストランです。最上階の30階には「The Grill on 30th」と「The Bar & Lounge」、今年3月にオープンしたばかりの「鉄板焼 銀杏」という3つのレストランがあり、絶景と美食のマリアージュが堪能できます。

アフタヌーンティーは、2階の「The Lobby Cafe」でいただくことができます。大きな窓から陽光が降り注ぐ店内は、一流ホテルの高貴さとベイエリアの開放感を併せ持った空間です。

季節ごとにテーマが変わるアフタヌーンティーは、レインボーブリッジにインスピレーションを得た「色」にこだわった構成。スイーツからセイボリーまで一色に統一されたアフタヌーンティーはここならでは。「味覚だけなく視覚でも楽しめると、特に女性のお客様から多くのご好評をいただいております」と担当者の方は言います。

10月まではピンクリボン強化月間にちなんだ「ピンクアフタヌーンティーセット」を提供。ルビーチョコレートとライチのガトー、フランボワーズのカップケーキ、ピンクグレープフルーツのタルト、そして和の香りを感じるいちごの葛羊羹など、目が覚めるようなピンク一色に染まったティースタンドはそのまま留めておきたくなるような美しさです。

お台場のショッピングエリアへもアクセス至便。お買い物と併せて、オリジナリティに満ちたアフタヌーンティーを体験しに訪れてみては。

関連記事

ヤマト運輸のセールスドライバーが教える港区の“お気に入り”スポットへ!

2024年12月4日

「クロネコヤマト」でお馴染みのヤマト運輸株式会社は全国に約2,800拠点の営業所があり、約6万人のセールスドライバー(以下「SD」)が宅急便を中心とした配送サービスに携わっています。個人・法人を問わず、様々な荷物を運ぶために街中を駆け巡るSDたちは、その街のエキスパートと言えるかもしれません。そこで今回は、東京都港区で各エリアの集配を担当するSDさんに、特にお気に入りの場所を紹介してもらいました。美しい並木通りから、居心地のいい公園に、東京のシンボルまで、プロが教える港区のスポットを周ってきました。 季節の変化を楽しめる白金のプラチナ通り 高級住宅街でありながら、昔ながらの商店も立ち並ぶ白金は...

日本の文化「お茶」の世界を知る!伊藤園のミュージアムに行ってきた

2024年6月28日

お茶は人々の生活にとても馴染み深い飲み物です。そんなお茶の魅力と文化を伝えるミュージアムが新橋に誕生しました。2024年5月1日にオープンしたのは「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶ミュージアム」で構成された国内でも珍しい複合型ミュージアム。創業60年を迎えた伊藤園が旧新橋停車場内に開設したミュージアムを、2人の館長に案内してもらいました。 「お茶の文化創造博物館」でお茶の歴史と変遷を知る ミュージアムのある旧新橋停車場は、明治初期に日本で最初に開業した新橋停車場の駅舎を再現したもので、2003年に建てられました。新橋駅や汐留駅からは徒歩5分圏内にあり、「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶...

歴史と伝統の芝百年会:芝大門と新橋の老舗が行った改革に迫る

2024年5月31日

港区の芝地区で事業を営む創業百年以上の老舗が集まり、「芝百年会」が創設されたのが2016年のこと。再開発によって街の様相も変化し続ける中で、芝百年会の老舗は地元に愛されながら、歴史と伝統を紡いできました。芝地区に礎を築き、代を重ねてきた老舗の店主たちが守ってきた伝承の技とは? そして、これまで取り組んできた改革とは? 今回は芝百年会の中から、芝大門と新橋の老舗飲食店をご紹介。店主の“言葉”を交えながら、その歴史と改革を紐解いていきました。 「芝大門 更科布屋」の“流行と不易”とは 寛政3年(1791年)に創業した233年もの歴史を誇る「芝大門 更科布屋」(芝大門1-15-8)は、もともとそば打...

虎ノ門ヒルズに誕生!情報発信拠点『TOKYO NODE(東京ノード)』の可能性を探る

2024年2月27日

2023年10月6日、「虎ノ門ヒルズ」に地上49階建て、高さ約266mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業しました。日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅に直結するこの超高層タワーの最上部に位置するのは、新しい価値や体験、情報を発信する舞台となる情報発信拠点の「TOKYO NODE」です。ギャラリーやホール、レストランや屋上プールなどで構成されており、様々な催しも行われている「TOKYO NODE」の全容に迫ります。 スカイロビーからはじまる最先端の体験 急速な社会変化の中で、ビジネス、アート、エンターテインメント、テクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルを超えて様々なコラボレーションを促進す...