日本全国からおいしさが集結! グルメタウン港区で食べたいB級グルメ4選

グルメタウンとしての顔を持つ港区には、B級グルメも全国から集結します。地域で選ばれたものや東京で磨かれた食が港区に集まっているだけあって、そのおいしさは格別。港区に来たらぜひ食べておきたいB級グルメを紹介します。

大阪の名店・5店が集結「お台場たこ焼きミュージアム」

天王寺アベノタコヤキやまちゃん「濃厚バターしょうゆ」880円(税込)

「お台場たこ焼きミュージアム」は、たこ焼きの名店5店舗が集った、体験型フードテーマパークです。いずれも名店や人気店ばかり5店舗が並び、朝11時から夜まで楽しめます。5店舗とは、「天王寺アベノタコヤキやまちゃん」「芋蛸」「道頓堀 赤鬼」「たこ焼き 発祥の店 大阪玉出 会津屋」「たこ家 道頓堀くくる」。お酒やおつまみメニューの提供もあり、友人やカップル、子ども連れなど、どの年代やシチュエーションでも満足できるでしょう。

おすすめのたこ焼きは、「天王寺アベノタコヤキやまちゃん」の「濃厚バターしょうゆ」です。こちらは、鶏ガラと10種類以上の果物と野菜を約4時間煮込込み、鰹と昆布の和ダシを合わせた生地が自慢。特注の厚い鉄板でじっくり焼き上げると、スープに隠された素材の香りと旨味が一気に押し寄せます。上にトッピングされた自家製しょうゆとバターのハーモニーを楽しんでみてください。

お台場たこ焼きミュージアムの店内

大人におすすめなのはたこ焼きでお酒を楽しむ「タコ呑み」。「芋蛸」では「おつまみチーズ盛合せ」、「たこ焼き 発祥の店 大阪玉出 会津屋」では「本場の厚切り牛タン」などおつまみメニューも充実。ソファー席が充実した約 180 席の広々とした屋内空間でゆっくりとくつろぐもよし、テラス席で夜の空気を満喫するもよし! ビールやハイボールなどお好みのドリンクともに、アツアツのたこ焼きやおつまみメニューを堪能してみてはいかがでしょうか?

お台場たこ焼きミュージアム
東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ シーサイドモール4F
https://www.odaiba-decks.com/news/event/takoyaki.html
営業時間
・平日:11:00〜20:00 (LO19:30)
・土日祝:11:00〜21:00 (LO20:30)

西麻布の隠れ家空間で極上ラーメンが食べられる「楽観」

西麻布琥珀(醤油)1,200円(税込)

先日発表された「世界のスープランキング2023」で世界1位に輝いたのが「とんこつラーメン」でした。そのほか、醤油ラーメンや塩ラーメンもランクインするほど日本のラーメンは大人気。日本に来たらラーメンを食べたいという人におすすめなのが西麻布の「楽観」です。2011年に開店した同店は、世界に向けて本物を届けたいという理念のもと、ラーメンが作られています。

ラーメンは醤油味の「西麻布琥珀」(1,200円)と塩味の「西麻布真珠」(1,200円)の2種類。厳選した食材を使い、じっくりと時間をかけて旨味を引き出して出汁がとられています。魚介、国産豚、国産野菜の旨味が合わさることでキレのある淡麗スープが完成。さらに醤油は、元禄元年創業の柴沼醤油醸造の木桶仕込みで造る一等醤油が使用され、まろやかで力強く、大豆の旨味とコクが特徴です。試行錯誤してたどり着いた旨味たっぷり黄金出汁スープはトッピングの玉ねぎとの相性抜群。深い味わいが堪能できるでしょう。

楽観の内観

楽観は西麻布の隠れ家的な立地にあって、ラーメン店とは思えないくらいゆったりとできる空間も楽しみの1つ。割烹料理屋のような木の温もりがある内装と広めのカウンターで食事がいただけます。落ち着いておいしいラーメンが食べたいというときには、ぜひ楽観に訪れてみてください。

楽観 NISHIAZABUGOLD
東京都港区西麻布1-8-12
https://rakkaninc.com
営業時間:日〜木:11:00〜19:00/金土祝:11:00〜22:00

お好み焼き一筋の大阪の老舗の味「きじ」

スジ焼1,705円(税込)

お好み焼「きじ」は大阪でお好み焼一筋に味を追求して55年の老舗です。東京にも品川に店舗があり本場の名店の味を堪能することができます。その味は、表面はカリッと中身はふんわり。どこにも負けない香ばしさと深いコクがあると評判です。

おすすめメニューの「スジ焼」は、時間をかけて丁寧に取った鶏ガラスープで溶いた生地と、8時間煮込んだ牛すじ肉がどっさりと入ったお好み焼。仕上げに大阪の甘口ソースを塗って玉子をのせ、最後に関西から取り寄せた青ネギを山盛りトッピングすればできあがり。牛すじのうま味と出汁の利いた生地のハーモニーが楽しめます。お好みでコショウを少し振りかけて食べるとおいしさが引き立つでしょう。

すじぽん825円(税込)

店内には、おつまみメニューやドリンクメニューもあります。おつまみのおすすめは「すじぽん」。じっくり煮込んだ牛すじ肉をあっさりしたポン酢でいただきます。お好みで一味をかけてもおいしいです。まずはビールとおつまみでお好み焼きができあがるのを待つのもよいでしょう。

きじ品川店の店内。ほかにテーブル席もある

店内は、カウンター席もテーブル席にも鉄板があるので、あつあつをいただくことができます。シックな店内なので、くつろぎの時間を過ごせるのも人気の理由です。ほっこりとした雰囲気を提供する、きじ流のおもてなしも体験できます。

お好み焼「きじ」品川店
東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル2F
http://www.o-kizi.jp/shinagawa.html
営業時間
・平日:ランチ 11:00〜15:30 (LO15:00)/ディナー 17:00〜22:00 (LO21:00)
・土曜日:11:00〜23:00 (LO22:00)
・日曜日:11:00〜22:00 (LO21:00)

創業明治42年の伝統たい焼き「浪花家総本店」

店内ドリンクセット「たい焼きと煎茶」700円(税込)。たい焼きのテイクアウト1個200円(税込)

たい焼きの名店として筆頭にあげられるのは、麻布十番にある「浪花家総本店」。明治42年に創業しました。当初は日本橋と九段下に店舗を構えていましたが、昭和26年に麻布十番に移転してきた歴史があります。現在の店主である神戸将守さんで4代目。あんこの味は、受け継いだ味を今おいしいと思える味にアレンジして提供されています。

職人によって1尾ずつ焼き上げられている

たい焼きのあんこは、北海道十勝産の最もあんこにあう小豆が使われ、毎日釜で8時間炊き上げられています。職人の手によって一尾ずつ焼きあげられた味は、薄めのパリッとした皮とたっぷりあんこのバランスが絶妙。飽きのこない粋な味に仕上げられています。そのまま温かいうちにパクっと食べるのがおすすめですが、持ち帰った場合はトースターでちょっと焼くとおいしさが復活します。

焼きそば500円(税込)

焼きそばも浪花家の名物の1つ。「味を詰めすぎない」ことをモットーに、シンプルにウスターソースの味わいが楽しめるように作られています。おいしさの秘密は、オランダ製のラードと揚げ玉。焼きそばにじゅわっとおいしさが加わります。

浪花家は赤いのれんが目印

大人気のたい焼きは、土日になると2時間待ちにもなりますが、注文後はできあがり時間に受け取りに行けばいいので、行列に並ぶ必要はありません。早く食べたい場合は、2階のカフェを利用すると通常の待ち時間より早く食べることができます。たい焼きのドリンクセットは、コーヒー、煎茶、ほうじ茶が選べますが、おすすめは煎茶。選びぬかれた香りの良い茶葉が使用されています。

浪花家総本店
東京都港区麻布十番1-8-14
https://www.azabujuban.or.jp/shop/shop_category/eat/219/
営業時間:11:00〜19:00(火曜、第3火水連休)
B級グルメといえども、港区には全国屈指の選りすぐりの味が集結していました。食事だけでなく、お酒と一緒に楽しんだり、カフェの利用ができたりするのもうれしいところ。旅行中にB級グルメが食べたいと思ったら、ぜひ港区に足を運んでみてください。

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