ハイセンスな街から昔ながらの風情が残る商店街まで! 東京港区のショッピングエリア特集
もうすぐやってくるバレンタインデーや卒業シーズン。何かとギフト探しでショッピングに出かける機会が増えますね。そんな皆さんのご参考に、今月の特集では東京港区の注目ショッピングエリアを紹介します。よく知っているあの街も久しぶりに訪れてみると新たな発見があるかも⁉︎ ぜひ家族や友達などと一緒に街へ出かけて、好みの逸品を探してみてください!
六本木 ハイセンスなアイテムが集まる、アートと融合した街
港区内の「24時間眠らない街」といえば、やっぱり六本木。有名IT企業の拠点が集積し、昼間はビジネス街としての顔を見せつつ、夜はバーやダンスクラブのネオンが煌めく大人の街に。国立新美術館に代表される美術館やギャラリーなどのアートスポットも多く、地下鉄の長いエスカレーターに並ぶ人々のファッションもハイセンスの薫りが漂っています。常に最先端の東京が感じられる街、それが六本木です。
昭和の末期にはジュリアナ東京などが一斉を風靡し、90年代バブルカルチャーの発信地として盛り上がりを見せた六本木。21世紀以降、その六本木の街を一大ショッピングエリアに進化させたのが「六本木ヒルズ」と「東京ミッドタウン」という2大複合施設の誕生でした。直線距離で500mほどの範囲に位置する両スポットの中には世界的ハイブランドが軒を連ね、銀座にはない穏やかさと新宿にはない上品さを兼ね備えた街並みを形成し、港区が誇る文化とショッピングの重要拠点として、お互いが呼応するかのごとく今も成長を続けています。
昭和の末期にはジュリアナ東京などが一斉を風靡し、90年代バブルカルチャーの発信地として盛り上がりを見せた六本木。21世紀以降、その六本木の街を一大ショッピングエリアに進化させたのが「六本木ヒルズ」と「東京ミッドタウン」という2大複合施設の誕生でした。直線距離で500mほどの範囲に位置する両スポットの中には世界的ハイブランドが軒を連ね、銀座にはない穏やかさと新宿にはない上品さを兼ね備えた街並みを形成し、港区が誇る文化とショッピングの重要拠点として、お互いが呼応するかのごとく今も成長を続けています。
六本木6丁目に位置する「六本木ヒルズ」は2003年に開業。国内最大規模の都市再開発として誕生した文化都心です。地上54階、高さ238mの六本木ヒルズ森タワーを中心として約11ヘクタールの敷地の中に、オフィス、住宅、商業施設などが融合したひとつの街を形成しています。オープン以来、国内外から毎年4000万人を超える人々が訪れ続けています。
5つのゾーンによって構成される商業エリアには約200店の店舗が集まっています。地下鉄・六本木駅方面に近い方から順に見て、「ノースタワー」はクイックかつ本格的なレストランやスーパーマーケット、「メトロハット/ハリウッド プラザ」はカジュアルブランドやスポーツブランド、「ウェストウォーク」と「ヒルサイド」の2棟には一流の味を堪能できるレストランとハイブランドの数々、「六本木けやき坂通り」には世界的トップブランドの路面店が集まっている印象です。
その中で最も規模の大きい「ウェストウォーク」は、1階から6階までの計6フロアで構成。館内は各店舗に囲まれるようにして吹き抜けの空間になっており、2階のメインストリートを歩いていると、まるで屋外を歩いているかのような感覚を覚えます。
また、六本木ヒルズへショッピングに訪れる人の中には、買い物と一緒に美術館巡りや映画鑑賞を楽しもうという人が少なくありません。六本木ヒルズ森タワーの53階には天空の美術館というべき「森美術館」、52階には「森アーツセンターギャラリー」と2つのアート鑑賞施設があり、現代アートを中心に一年じゅう多彩な企画展が催されています。そのほかにも六本木ヒルズ内では気軽にアートに触れることができ、各館内や毛利庭園、けやき坂などで様々なパブリックアート作品を見ることができます。
六本木ヒルズならではのお土産を探すなら、ウェストウォーク3階の「六本木ヒルズ アート&デザイン ストア」を訪れてみるといいでしょう。こちらには、世界で注目されるアーティスト・村上隆がデザインした六本木ヒルズのキャラクター「ロクロク星人」をあしらったグッズをはじめ、六本木ヒルズのオリジナルグッズが勢揃いしています。
2007年に開業した「東京ミッドタウン」は、約6.9ヘクタールの敷地の中にショップやレストランなどが約130店舗集まる一大複合施設です。並木道が心地よい雰囲気の地上エントランスのほか、地下鉄・六本木駅と地下1階が直結していて地下からも入場できます。
全体のシンボルである高さ248mのミッドタウン・タワーをはじめ、大きく分けて5つの棟がある中で、ショッピングスポットはガレリアと、ガレリアに隣接するプラザに集中しています。ガレリアは主にハイブランド、プラザは普段使いのショップが集まっている印象です。地下1階から4階まで5つのフロアからなるガレリアは両サイドに商店街を置く吹き抜けの設計。木目調の構造物や落ち着いた色彩のインテリアが和のムードとモダンさが融合した上品な雰囲気を感じます。
上品さを感じるのは建物やショップだけではありません。ガレリア内にある「サントリー美術館」(2020年5月12日までリニューアルのため休館中)では、日本美術を中心に、国宝・重要文化財を含む美術通好みの名品たちを展示。ミッドタウン・ガーデンの「21_21 DESIGN SIGHT」ではデザインに関する企画展を開催し、ミッドタウン・ウエストの「フジフイルム スクエア」では巨匠・新鋭さまざまなフォトグラファーによる写真展が開かれています。そのほか、館内では多彩なアートワークとの出会いもあります。
ガレリア北端のアトリウム等では、季節ごとに様々なイベントを開催。その背景に広がる広大な広場で散策するのも東京ミッドタウンを訪れる楽しみのひとつです。
両施設とも地下鉄駅に直結しているので雨の日のショッピングでも足元の心配なし。また、施設内に両替商もあるので海外からの観光客の方にとっても便利です。2020年で12回目を迎える「六本木アートナイト」をはじめとした街全体の取り組みも盛んで、いつ行っても輝きを感じるエリアです。
ガレリア北端のアトリウム等では、季節ごとに様々なイベントを開催。その背景に広がる広大な広場で散策するのも東京ミッドタウンを訪れる楽しみのひとつです。
両施設とも地下鉄駅に直結しているので雨の日のショッピングでも足元の心配なし。また、施設内に両替商もあるので海外からの観光客の方にとっても便利です。2020年で12回目を迎える「六本木アートナイト」をはじめとした街全体の取り組みも盛んで、いつ行っても輝きを感じるエリアです。
お台場 進化を続ける湾岸地区のショッピングエリアはアミューズメントも満載!
球体展望台が象徴的なフジテレビ本社や自由の女神像が立つお台場海浜公園を擁し、今や東京屈指の観光名所になったお台場。しかし臨海副都心として積極的に開発が進められたのは1990年代以降のこと。そして1993年には港区の芝浦とお台場をつなぐレインボーブリッジが開通。その後、メガヒットを飛ばしたドラマ「踊る大捜査線」の舞台にもなり、「お台場」の名は都民だけでなく全国的に知られるエリアに成長しました。トレンドのお店が、いち早く出店しやすいのもお台場の特徴。なお、お台場は港区と江東区、品川区の住所が混在するエリア。もちろんここでは“港区びいき”で注目ショッピングスポットを紹介します。
「アクアシティお台場」は約120軒の店舗が集まるショッピングモールです。観光客の方に嬉しいお土産ショップだけでなく、普段使いのファッションアイテムや雑貨を扱うショップも充実しています。1階、3階、4階の3フロアが主なショッピングゾーンになっており、様々なショップがひしめく館内は、自然とお買い物魂をくすぐられる空間。カジュアルウェアやスポーツウェアなど、若い世代からシニア層まで満足できるショップがバランス良く集まっています。
お台場の施設だけに、ショッピング以外の魅力にも注目。グルメスポットは夜景の見えるレストランが多数あり、和食、洋食、中華とよりどりみどり。なかでもラーメンへのこだわりは高く、「東京ラーメン国技館 舞」には全国的にもその名を知られる名店が6店舗集結しています。大型シネコン「ユナイテッド・シネマ」や人気キャラクターのゲームが盛りだくさんの「東京レジャーランド」もあって、ずっといても退屈することなし。また、3階シーサイドデッキにある「LOVE」と「KISS」のオブジェは恋人たちの聖地になっています。
同じくシーサイドに位置するショッピングモールが「デックス東京ビーチ」です。船の上のテーマパークをイメージした施設には約90軒の店舗が集まっています。海側のシーサイドモールと陸側のアイランドモールの2つのモールによって構成され、ショッピングゾーンがあるのは両モールの3階とアイランドモールの4階、5階。海辺のモールに似合うサーフブランドやスポーツブランドの店舗などが軒を連ねています。
アミューズメント施設の充実もデックス東京ビーチの魅力。多彩な室内アトラクションが楽しめる「東京ジョイポリス」、有名人そっくりの蝋人形が展示された「マダム・タッソー東京」、レゴファン必見の「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」の三大施設は、いずれも東京のガイドブックに必ず載っているマストスポット。懐かしい昭和の街並みを再現した「台場一丁目商店街」と併せて、ショップではここでしか手に入らないようなオリジナルグッズも見つかるはず。
なお、昨年12月には3階シーサイドデッキに「シーサイドテラス」を開設。記念撮影にぴったりな「ODAIBA」のオブジェが設置されたほか、シェアテーブルを備え、緑も豊かな新しい憩いの場が生まれました。併せて、アイランドモールの4階にはキッズスペースも設け、よりファミリーで訪れたいスポットに進化しています。
「アクアシティお台場」も「デックス 東京ビーチ」も、ベイサイドは東京湾とレインボーブリッジを見渡す絶好スポット。ショッピングを思い切り楽しんだ後は、レストランのテラス席などで夕景から夜景に移りゆく湾岸風景を楽しむ、そんな風に素敵な一日を満喫できるエリアです。
「アクアシティお台場」も「デックス 東京ビーチ」も、ベイサイドは東京湾とレインボーブリッジを見渡す絶好スポット。ショッピングを思い切り楽しんだ後は、レストランのテラス席などで夕景から夜景に移りゆく湾岸風景を楽しむ、そんな風に素敵な一日を満喫できるエリアです。
麻布十番商店街 住宅地の中に溶け込む、温故知新な大人の街
都心の進歩的な街並みが目立つ港区にあって、昔ながらの商店街の風情を残しているのが麻布十番商店街です。地下鉄・麻布十番駅4番出口から西に伸びる麻布十番通りとパティオ通り、その2つの通りを南北に貫く雑式通りなどの一帯を麻布十番商店街と呼びます。
300軒以上の店舗が集まる街並みは、六本木から徒歩圏内とは思えない大衆的な風景。正札がかかるような老舗がある一方で、最新の店舗も同居している温故知新の商店街です。鯛焼きやドーナツなど何かをモグモグしながら歩く人を見かけ、おいしそうな匂いを放つ居酒屋に心吸い寄せられる。それも昔ながらの商店街の風情といえるでしょう。
麻布十番商店街のシンボルになっているのが、商店街ほぼ中心のパティオ十番に立つ「きみちゃん像」。“きみちゃん”とは「赤い靴 はいてた 女の子〜♪」の歌詞で知られる野口雨情作詞の童謡『赤い靴』で女の子のモデルになった岩崎きみのこと。実は幼い頃に孤児院に預けられたきみは結核で9歳の時に命を落としており、その孤児院が麻布十番にあったことからこの像が建てられました。商店街に来たら、ぜひ訪れておきたいスポットです。
なお、麻布十番商店街は1月17日から3月26日まで開催されている「港区商店街ワールドスタンプラリー」の参加商店街のひとつ。全5期に分け、約2ヶ月半の開催期間で行われます。各該当エリアの商店街で買い物するとスタンプがもらえ、3月29日に東京タワーで行われる港区ワールドカーニバルにおいて抽選会に参加し、スタンプ1個につき1回抽選することができます。
目的に合わせて選択肢の広い東京・港区のショッピングエリア。ぜひ、次のお休みはこれらのスポットにお買い物にでかけてみてはいかがでしょう。
なお、麻布十番商店街は1月17日から3月26日まで開催されている「港区商店街ワールドスタンプラリー」の参加商店街のひとつ。全5期に分け、約2ヶ月半の開催期間で行われます。各該当エリアの商店街で買い物するとスタンプがもらえ、3月29日に東京タワーで行われる港区ワールドカーニバルにおいて抽選会に参加し、スタンプ1個につき1回抽選することができます。
目的に合わせて選択肢の広い東京・港区のショッピングエリア。ぜひ、次のお休みはこれらのスポットにお買い物にでかけてみてはいかがでしょう。