「サンゲツ品川ショールーム」でライフスタイルをブラッシュアップ!

壁紙、床材、カーテン、椅子生地などの内装材を幅広く取り扱うサンゲツでは、全国8ヵ所にショールームを展開。その中の一つ、「サンゲツ品川ショールーム」は、首都圏最大級の面積を誇るショールームとして、連日大勢の人で賑わいます。入場は無料で、館内に展示されている壁紙や床材などのアイテム数はなんと約1万2000点。新生活を前にライフスタイルを一新したい人や、家の新築・リフォームを考えている人に向けて、サンゲツ品川ショールームの特徴や、利用方法などをご紹介します。

約1万2000点のアイテムが揃うインテリアのクローゼット

サンゲツ品川ショールームまでのアクセスは、JR品川駅を港南口から出て、徒歩5分ほど。品川グランドセントラルタワーの4階にあり、予約無し※で、誰でも自由に見学することができます。

※ご相談をご希望のお客様は事前予約が必要です。

約600坪の館内は天井も高く、開放感あふれる空間が広がっていました。さまざまな商品サンプルが展示されており、サンゲツ品川ショールームのテーマである「GOOD LIFE CLOSET」の通り、まるでインテリアのクローゼットのよう。館内を歩いているだけで、なんだかワクワクしてきます。

壁紙、床材、カーテンなどのアイテムは、実際に触れてみることで具体的なイメージが湧いてきます。

展示されている壁紙は1枚ごとにパネルが取り外せ、床材やカーテンなどと組み合わせてみることが可能です。

膨大な数のアイテムの中から自分好みの壁紙や床材、ファブリックを探し出すには、あらかじめサンゲツのホームページで閲覧できる「デジタルカタログ」で目星をつけておくとスムーズです。もし、新しい部屋のイメージが固まっていなければ、館内の中央にある「スタイルショーケース」を参考にしてもいいかもしれません。スタイルショーケースは、ライフスタイルをシーンごとに表現したモデルブースで、その時のトレンドや新商品を取り入れているため、部屋づくりの良いヒントになりそうです。

時代とともに常に新しいトレンドが生まれているインテリア業界。商品の見本帳更新に合わせて、スタイルショーケースも新しいデザインになるのだとか。

サンゲツのホームページ上で展開されている壁紙や床材、カーテンなどをコーディネートできる「着せ替えシミュレーション マイコーデ」や、実際にサンゲツのアイテムを取り入れている利用者のInstagram投稿を紹介する「みんなの#マイサンゲツ」なども新しい部屋づくりに活用できそうです。ショールームと併せて参考にしながら、素敵な部屋を完成させましょう!

体験コーナーやコラボ商品も充実!

サンゲツの品川ショールームには、ハウスメーカーや建築会社などのプロユーザーから、ふらりと立ち寄った一般ユーザーまで、さまざまな人が訪れます。来館する客層はファミリー層も多く、館内にはキッズコーナーや授乳室、多目的トイレなども完備。子ども連れでも安心して館内を見て回ることができます。

機能性商品をテストできる実験コーナーも充実。軽くこするだけで汚れを落とせる壁紙や、床材の耐久性や消臭機能などを実際に試すことができるのはショールームならではです。

コラボ商品やブランドセレクションのコーナーも。下の写真のトイレは、なんと国立科学博物館とコラボしたユニークな壁紙。毎日のトイレが楽しくなりそうです。

「モダンデザインの父」と呼ばれたイギリスのテキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリスのオリジナルコレクション「MORRIS CHRONICLES」をメインに展示するエリアでは、モリスの優美なデザインが持つ世界観を楽しみながら、今の日本の住宅シーンに合わせやすいコーディネートを体感することができます。

明確なビジョンを持って来館する人はもちろんですが、こだわりがそこまでなくても、館内を巡るだけで、「こんな部屋にしたい」「こういう部屋もいいかも」と、イメージがどんどん膨らんでいきます。

部屋づくりに迷った時の手厚いサポート

館内に設置されている「ウォールナビ」「フロアナビ」「カーテンナビ」が、それぞれ壁紙、床材、カーテン選びをサポート。また、iPadの貸出も行っているので、「着せ替えシミュレーション マイコーデ」や「デジタルカタログ」を開き、実物を見ながら館内を巡るのもおすすめです。

商品に関する質問や相談があれば、常駐しているコンシェルジュに聞くことができますし、事前に予約をしておけば、専門のスタッフによる案内を受けることもできます。60分間という時間制限はあるものの、部屋づくりのイメージを伝えれば、商品の説明や提案、コーディネートなどをしてもらえます。

案内してくれるスタッフは専門知識を有するプロばかり。インテリアコーディネーターや窓装飾プランナーなどの資格保有者もいるのだそう。

サンゲツ品川ショールームが現在の港区港南に移転したのが2015年のこと。「見る楽しさ」「選ぶ楽しさ」「組み合わせる楽しさ」があふれる“ライフスタイル提案型”のショールームとして、ユーザーの個性や好みにフィットした空間アイデアを提供し続けています。平日は200~300名ほどの来館者があり、土日祝日は600名を超えることもあるのだとか。おすすめの来館時間は、やはりゆっくりと見て回れる平日の開館直後。家の大規模なリノベーションを考えている人も、なんとなく部屋の模様替えをしたい人も、「サンゲツ品川ショールーム」を訪れて、自分だけの世界に一つしかない“特別な部屋づくり”に挑戦してみてはいかがでしょうか。
《サンゲツ品川ショールーム》
https://www.sangetsu.co.jp/showroom/tokyo/
住所:東京都港区港南2-16-4品川グランドセントラルタワー4F
営業時間:10:00~17:00
休館日:毎週水曜日(祝日・祭日は除く)お盆・年末年始
全館休館日(11月第3日曜)

※掲載の写真は2023年11月現在に撮影したものです。
 見本帳更新などにより、商品や展示が変更になることをご了承ください。

関連記事

港区の水辺を知る!午前8時のモーニングクルーズで朝活体験

2024年10月2日

港区では、芝浦運河や東京湾などの多彩な水辺の観光資源を活かすために、様々な取り組みを行っています。2024年9月13日と25日には取り組みの一つとして、朝8時に芝浦運河などを巡るモーニングクルーズが開催されました。そこで今回は、港区観光協会水辺部会の部会長でもある株式会社ジール・代表取締役の平野拓身さんに、クルーズや水辺の魅力、環境の移り変わりなどをインタビュー。晴天に恵まれた第1回モーニングクルーズの模様もお届けします! クルーズ企画の目的と水辺部会の活動内容 ――はじめに、港区として初の試みとなるモーニングクルーズの目的をお聞かせいただけないでしょうか。「港区の水辺を盛り上げ、賑わいを...

開業60周年はイベント盛りだくさん!港区と羽田空港をつなぐ東京モノレールの歩み

2024年10月9日

モノレール浜松町駅と羽田空港第2ターミナル駅までを結ぶ東京モノレール羽田空港線は、2024年9月に開業60周年を迎えました。1964年の東京オリンピックの開催前である同年9月17日に旅客営業を開始した東京モノレールは、現在に至るまでたくさんの乗客を運んできました。今回は、そんな歴史を重ねてきた東京モノレールのこれまでを振り返りながら、開業60周年を記念するイベントや企画などを紹介。東京モノレール株式会社の営業部長・辻󠄀内敏眞さんと営業部主査の山浦勝弘さんに、様々なお話をうかがいました。 60年間の歴史をプレイバック! ――東京モノレールは今年で60周年を迎えました。開業時の様子について、わか...

南青山にオープン!「化粧文化ギャラリー」で知る化粧の歴史と面白さ

2024年11月14日

化粧品メーカーの株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(当時はポーラ化粧品本舗)は、化粧を学術的に研究することを目的として、1976年5月15日に「ポーラ文化研究所」を設立。以来、現在まで化粧文化に関する資料の収集や保存、調査研究、公開普及などを継続して行ってきました。そして、収集した資料や積み重ねてきた知見を紹介するための施設が港区南青山にオープン。2024年5月15日にポーラ文化研究所の新たな拠点として誕生した「化粧文化ギャラリー」では、展示や書籍で化粧文化を伝えると共に、ギャラリートークやワークショップなどのプログラムも実施しています。今回は、化粧文化ギャラリーのマネージャーを務める西...

“模型沼”にようこそ!タミヤの新拠点にワクワクが止まらない

2024年8月7日

プラモデルやRCカーにミニ四駆まで、様々な模型を取り扱う総合模型メーカーのタミヤが新橋・虎ノ門エリアに、直営施設の「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」をオープン。約6,000アイテムのタミヤ製品を取り揃えており、施設内にはカフェやイベントスペースも併設されています。「タミヤの今が、ここにある。」をコンセプトに、模型文化を世界に発信するタミヤのフラッグシップ拠点を訪れました。 フラッグシップ拠点が新装グランドオープン! 新橋4丁目の新虎安田ビル1階にある「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」は、かつて新虎通りと赤レンガ通りの交差点にあった「タミヤ...