紅葉が彩る街を一日満喫!並木道から公園まで楽しみ方たっぷりの港区「紅葉」特集
みなさんは「港区」といえば、きらめく夜の街を思い浮かべますか?それは間違いありません!でも実は神宮外苑のいちょう並木や、東京タワーを見上げながらゆったり座って紅葉を楽しめる芝公園、色付いた紅葉を見ながら自然散策ができる有栖川宮記念公園など、自然と調和された美しい街でもあります。紅葉の後はもちろん一緒に周辺の観光スポットやショッピングを楽しんだり、さらに紅葉のライトアップもあったりと楽しみ方は様々。ぜひこの時期は、都心の紅葉を楽しみに港区に足を運んでみてください!
神宮外苑イチョウ並木– 146本のイチョウ並木が作る黄金のトンネルと絨毯!港区青山で秋一色を堪能
都内でも有名な紅葉スポットの1つ、神宮外苑のイチョウ並木。青山通りに146本ものイチョウの木々が4列に連なるその景観は港区の代表的な風景のひとつです。
神宮外苑のイチョウ並木の見どころはなんといっても、黄金色のトンネルです。長さはなんとおよそ300m!
真っ黄色に染まるイチョウ並木を初めて見た人は、思わず歓声を上げてしまうほど。シーズン中は、多くの人々がこの並木道に足を運び、沢山の人でにぎわいます。
実はイチョウの木々は青山通り側が高く、青山通りの先にある絵画館側が低くなるよう剪定されており、青山通り側から見ると、絵画館の外観と併せてまるで1枚の美しい絵画のようになるよう設計されているんです!
青山通り沿いには木々の下にベンチもあるので、のんびりと座って紅葉を見るのもおすすめです。
例年の見頃は11月中旬から12月上旬。落葉による一面の黄葉の絨毯は、どこよりも美しいという声もあるほどです。黄色の絨毯の上を歩くのは、お子さんから大人まで誰でも気分が高揚するもの!
より紅葉が進むと、オレンジに近い黄金色に。この時期に何度も足を運ぶ人がいるのも分かる、圧巻の光景です。
ドラマのロケ地や映画でも多く使われる有名な青山通りがこの時期は歩行者天国に。ファミリーからデートまでだれもが楽しめる街道になります。
晴れた青空に映える黄色のイチョウとのコントラストは写真好きな方には最高の撮影スポットです。
さらに1997年から始まった紅葉の時期に開催している「いちょう祭り」は、紅葉を眺めながら楽しめるグルメの数々も取りそろえたビッグイベント。
季節のトピックスとして各種メディアにも取り上げられ、都心における秋の風物詩として定着しました。近年はなんと通期のエリア全体で訪れた人が約180万人。年々とにぎわいをみせています。
毎年ビールなどを取り揃えたお店やB級グルメのお店など様々なお店が出店。今年はどんなグルメがそろうかぜひお楽しみに!
そして夜にはライトアップも開催予定。照らし上げられる紅葉もまた見ものです!
【例年の見頃】11月中旬~12月上旬
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東京都庭園美術館 – 港区が誇る重要文化財アール・デコ様式の邸宅と庭園の紅葉
アール・デコ様式の邸宅・旧朝香宮邸を活用した東京都庭園美術館。
実は本館(旧朝香宮邸)は、そのアール・デコ様式があまりに美しく、国の重要文化財に指定されている建物です。
実は本館(旧朝香宮邸)は、そのアール・デコ様式があまりに美しく、国の重要文化財に指定されている建物です。
宮邸時代から引き継がれた庭園は都心の中にありながら、本当にとても豊かな庭園。芝生と緑が邸宅に映えまるで海外に来たような気分に!
邸宅とはうって変わって、日本庭園は本館と同様に重要文化財指定を受けている茶室とともに、日本的な情緒たっぷり。秋に彩られる時期の庭園はいっそう美しく、外国人の方にも実は穴場の人気スポットとなっています。
例年の見頃は11月下旬~12月上旬です。庭園内にはモミジ、カエデが多く、これらが秋に一気に紅葉を迎えます。
そして、東京都庭園美術館見どころはなんといっても夜のライトアップ!
そして、東京都庭園美術館見どころはなんといっても夜のライトアップ!
夕刻を過ぎると、旧朝香宮邸がライトアップされるほか、日本庭園では彩られた紅葉が池の水面に照らされ、目を見張るような幻想的な光景が出現します。
邸宅や日本庭園内の茶室とライトアップされた紅葉で一面とても鮮やか。特別な夜を堪能できます。
さらに、美術館の本館と新館では、年に4回ほどさまざまな展覧会を開催しています。現在、『アジアのイメージ 日本美術「東洋憧憬」』を開催中。
紅葉と一緒に展覧会をゆっくりと観るのも楽しみのひとつ。芸術と紅葉で秋満点の一日を過ごしてはいかがでしょうか?
紅葉と一緒に展覧会をゆっくりと観るのも楽しみのひとつ。芸術と紅葉で秋満点の一日を過ごしてはいかがでしょうか?
【開館時間】
10時~18時
(ただし2019年11月22・23・29・30日、12月6・7日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
※ライトアップは夕刻を過ぎてからになります。
10時~18時
(ただし2019年11月22・23・29・30日、12月6・7日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
※ライトアップは夕刻を過ぎてからになります。
【例年の見頃】11月下旬~12月上旬
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有栖川宮記念公園 – かつて宮家の御用地だった港区内の閑静な庭園。自然に囲まれた渓流と紅葉でリフレッシュ
麻布台地の地形を生かした日本庭園として国内でも有数の庭園、有栖川宮記念公園は、紅葉の美しさでもとても有名です。
広々とした庭園内には大きな池があり、池を囲むように見事な紅葉の景色が見られます。
モミジやイチョウといった木々が鮮やかに染まり、橋や池の周りをぐるりと覆います。紅葉の時期は勿論、どの時期もどこから見ても美しいよう、回遊式庭園として見事に計算されています。
有栖川宮記念公園 は台地の地形のため、丘があったり渓谷や池があったりと、とても自然を大切にした日本庭園です。
滝や渓流方面に掛かる橋の景色は特に美しく、起伏に富んでいるため、紅葉散策もちょっとしたトレッキング気分を感じられるかもしれません!
それほど園内には木が多く茂り、渓流とせせらぎが都内にいることを忘れさせてくれます。
それほど園内には木が多く茂り、渓流とせせらぎが都内にいることを忘れさせてくれます。
公園とも縁の深い、有栖川宮熾仁(たるひと)親王の銅像も紅葉に映え、写真を撮影しに来る人がこの時期は特にたくさん訪れます。
また周辺な麻布や広尾のおしゃれな穴場スポットがたくさん!港区内でも特に街全体が海外の雰囲気に近く、とても閑静なので、ゆったりと落ち着いておしゃれな午後を過ごすのにぴったりです。初めて行く人は、ぜひこれを機会に足を運んでみては?
なお、10/28〜11/30まで公園めぐりのスタンプラリーも開催しています。こちらもお楽しみに!
【例年の見頃】11月下旬~12月上旬
詳細情報はこちらから
芝公園 – 周辺観光スポットもたくさん!都内で感じられる秋と東京タワーのコラボレーション
港区、東京タワーのふもとにある芝公園。実は明治時代に、上野、浅草、深川、飛鳥山など都内の名だたる公園と同時に、日本で初めて公園として指定された、歴史ある公園です。
芝公園内での紅葉スポットのおすすめは、4号地プロムナードからの景観!東京タワーを彩るようにプロムナードの両側に背の高いイチョウとユリノキが並木道に連なり、紅葉します。圧巻の美しさで、秋の撮影スポットとして大人気です。
彩られた並木道を歩くだけでも、ワクワクしてきます。例年の見頃は11月下旬から12月中旬まで。
さらに実は、かつて天然の滝が流れていた地形を活かした、深山幽谷の趣が残る渓谷のように美しい芝公園19号地(もみじ谷エリア)が、にあります。
景観の復元、より魅力ある空間構築と安全整備のため、~2020年3月まで改修しています。改修工事完了後にぜひ足を運んでみてください。※19号地の中にある「蛇塚」も同様
広々とした園内には、東京タワーをのぞむことができるベンチや健康遊具・子供遊具もあり、ファミリーやお友達同士でのおでかけにもおすすめです。秋空の中、天気の良い日には最高の時間になりますよ!
周りには美味しいグルメスポットや東京タワー、増上寺、六本木ヒルズなど港区の有名観光スポットも沢山あり、ゆったりとした秋の一日を過ごすのにぜひいかがでしょうか?
【例年の見頃】11月下旬~12月中旬
詳細情報はこちらから
郊外の紅葉ももちろん素敵ですが、都内にも紅葉が楽しめるスポットは港区内にこれほどたくさんあります。自然と都会の風景がなじんだ紅葉と一緒はなんといっても魅力的。さらに様々なイベントや近くも一緒に観光やショッピングをして、行楽日和の晴れた秋の一日を満喫してみてはいかがでしょうか?素敵な一日になること間違いなしです!