【動画記事】TEPIA先端技術館、気象科学館、サントリー美術館など、東京・港区にある「自由研究」のヒントが見つかるスポット大集合!
子どもとのお出かけが増える夏休みシーズン。思いきり楽しいお出かけもいいけれど、観光ついでに我が子が何か学びのきっかけをつかんでくれたらパパママにとっては嬉しいところ。そこで今回は「自由研究」をテーマに、キッズたちが先端技術や科学、歴史や芸術などに興味を持ってくれそうな港区内のスポットを集めてみました。歴史と文化にまつわるスポット満載の港区で素敵なアイデアのヒントを見つけてください!
TEPIA先端技術館 近未来を感じさせる数々のイノベーションに驚きが止まらない!
北青山のスタジアム通り沿いにある「TEPIA先端技術館」は、より良い未来社会を作るために解決すべき社会的課題を知り、その解決に役立つ先端技術を体験を通じて学べる子ども向けの展示施設です。2022年春にリニューアルオープンし、展示内容がパワーアップしました。
「CONNECT(コネクト=つながる)」をテーマにした施設は、「ショーケース」「ワークショップエリア」「クリエイティブラボ」という3つのエリアで構成。入場したらまず初めにプロローグのコーナーで、現代の私たちをとりまく社会課題とその解決に挑むイノベーションの力についての概略を学びます。
次の「ショーケース」の展示では、「暮らしと経済」「社会」「地球・生命」、そして「ニューノーマル社会」の4分野で、近未来に活躍が期待される日本発の先端技術を実際に体験することができます。非接触のタッチパネルにもなる「空中ディスプレイ」、手のひらサイズの「体温発電機」、布から音が鳴る「ファブリックスピーカー」など、「これ、どうやって作られているんだろう?」と思わされる技術の数々に驚きの連続です。
「ワークショップエリア」では、球体型ロボットとタブレットを使ってプログラミングを体験。子ども向けアプリを使って動く方向や動作時間、壁などにぶつかった際の反応などをパズル感覚でプログラムします。基本的な動作に慣れたら課題が与えられ、これからの時代に欠かせないプログラミングの基礎をゲームのように楽しみながら体験できます。
「クリエイティブラボ」では、これからのものづくりに欠かせない3Dプリンターやレーザー加工機の実機や制作物を見学可能。今後はこれらを活用した講座もリアル、オンラインの両方で開催予定とのこと。館内の詳しい様子は上の体験動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください!
気象科学館 数々の体験を通じて防災と予報官の仕事を学ぶ
虎ノ門にある「気象科学館」は気象庁本庁内に設置された体感型の展示施設です。北から南まで多様な自然環境と豊かな四季がある日本の気象を学びながら、防災・減災に関する知識も学習できます。
気象庁のマスコットキャラクターであり、気象科学館の館長でもある「はれるん」が迎えてくれる館内には15のコーナーが設けられています。そのうち「ミニアメダス〜虎ノ門露場〜」には、風向風速計や雨量計といった実際の気象観測で活躍している装置が展示されています。
小さな渦を発生させて台風や竜巻が発生する様子が間近でわかる「うずのすけ」や、ガラスケースの中に津波を擬似的に発生させる「津波シミュレーター」など、自然が巻き起こす災害の仕組みをわかりやすく学べるコーナーもあります。
一方で「ウェザーミッション 〜君は新人予報官〜」では、まるで気象庁のオペレーションルームにいるかのようなセットの中、新人予報官になりきってクイズやミッションにチャレンジできます。さらに「緊急地震速報トライアル」では、緊急地震速報の仕組みや通知された際の行動についてクイズ形式で学べるなど災害の裏側を学ぶことができます。さまざまな人たちの仕事によって、大雨や地震で起こるリスクから私たちの生活が守られていることを実感します。
「うずまきシアター」では、気象庁の仕事や天候のメカニズムなどを360度の映像で紹介。多彩な展示を通じて、いつも天気予報で聞くけれど意外と詳しく知らない天気や気象災害のキホンを学ぶことができます。同じ建物内に隣接する「みなと科学館」とともに自由研究のヒントが詰まっている施設です!
(DATA)
気象庁 気象科学館
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00〜20:00
休館日:毎月第2月曜、年末年始(12月29日~1月3日)
※その他、臨時休館日もあります
入場料:無料
気象庁 気象科学館
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00〜20:00
休館日:毎月第2月曜、年末年始(12月29日~1月3日)
※その他、臨時休館日もあります
入場料:無料
サントリー美術館 美術に親しむ子ども向けプログラムが満載
多数の美術館がある港区。美術館での芸術鑑賞も自由研究のアイデアに役立つ機会になるでしょう。その中で東京ミッドタウンのガレリア3階にある「サントリー美術館」は、子ども向けプログラムに力を入れています。中学生以下が入場無料というのもファミリーの来場者にやさしいポイントです。
「生活の中の美」を基本理念に日本の古美術や東西のガラスなど約3000件の作品を収蔵している同館。それらを中心に開催される企画展を子どもにもわかりやすく鑑賞してもらえるよう配布しているのが「わくわくわーくしーと」です。
かわいい封筒に入ったシートはミッションに答えながら美術について楽しく学べるつくり。「むずかしさ」が2〜3段階で設定されているので、年齢に合った課題を選びながら作品の特徴や技法などをやさしく理解できます。
また、「歌枕 あなたの知らない心の風景」展が開催中の2022年夏休みシーズンは「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」を実施。これはサントリー美術館が年に一度だけ“こども専用びじゅつかん”になる特別イベントです。8月16日(火)に小・中学生と保護者を対象にした館内プログラムが行われるほか、8月1日(月)から8月28日(日)まではオンラインでも子ども向けコンテンツの配信が行われます(館内プログラムは事前予約制、8月1日より予約受付開始)。
《「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」の詳細はこちらから》
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/special/2022_08/
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/special/2022_08/
みなと科学館 身の回りにある科学を学び、プラネタリウムまで満喫
虎ノ門にある「みなと科学館」は、最新技術を使った体験型ゲームなどを通じて、港区をはじめとした都市の中にある科学について楽しみながら学べる施設です。1階の常設展示では「しぜん」「まち」「うみ」「わたし」の4テーマで、科学のふしぎについて子どもにもわかりやすく解説しています。
2階には最新設備によるプラネタリウムを設置。800万を超える星たちが瞬く夜空を見上げながら、季節の星座や星空にまつわる旬の話題について詳しい解説を聞くことができます。
2階には最新設備によるプラネタリウムを設置。800万を超える星たちが瞬く夜空を見上げながら、季節の星座や星空にまつわる旬の話題について詳しい解説を聞くことができます。
《詳しい情報はこちらの記事へ》
最新技術を駆使した「みなと科学館」はココが凄い!
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/319
今夜の星空をリアルに再現!「みなと科学館」のプラネタリウムは美しすぎる!
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/321
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東京都庭園美術館 昭和初期のアールデコ建築をじっくり見学
江戸時代には数々の大名屋敷が置かれ、歴史ロマン薫る場所も多い港区。その中で白金台にある「東京都庭園美術館」は、旧宮家である旧朝香宮邸を改装した歴史建築の美術館です。昭和8年(1933)に完成した建物には、当時の投手である鳩彦王がかつて暮らしたフランスのアールデコ様式が採用されました。
フランス人の室内装飾家、アンリ・ラパンが主要な室内をデザイン。そこに同じくフランス人のガラス彫刻家、ルネ・ラリックらの作品が装飾され、大客室や大食堂には何とも煌びやかな雰囲気が漂っています。ところどころに日本の伝統も散りばめられた建物は唯一無二の存在感。美しい建築と展示を目にして子どもたちの感性も磨かれることでしょう。
マクセル アクアパーク品川 世界中の貴重な生き物たちを観察
港区の入り口のひとつ、JR品川駅の高輪口から歩いてすぐのところにある「マクセル アクアパーク品川」。こちらでは約350種2万点の生き物たちが展示されており、世界の珍しい動物や生き物を間近で見ることができます。
カラフルな光に照らされた水槽の中で無数のクラゲが輝く「ジェリーフィッシュランブル」や、お光と音の演出とともに繰り広げられるドルフィンパフォーマンスなど、最先端技術を交えたロマンチックな展示がこの施設の大きな魅力です。目で楽しめるのはもちろん、多彩な生き物を観察することを通じて海の生き物を中心とした生物の多様性について学ぶことができるでしょう。なお、館内は段差があるところもスロープとエレベーターで移動できる導線が作られているので、ベビーカー連れでも安心です。
《詳しい情報はこちらの記事へ》
【動画記事】大人気の都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」の魅力&独断で選んだ「キュンとする生き物」たちをご紹介
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/468
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坂の街・港区で地理と歴史のつながりを学ぶ
実は東京都港区は、赤坂地区、麻布地区などを中心に100本以上の坂がある「坂の街」なのです。そのうち70か所近い場所には木製の案内標識が立てられています。面白いのは、多くの坂が江戸時代以前から残っている坂で、その歴史が坂名の由来になっていること。
子どもにとってはちょっと地味なお出かけかもしれませんが、有名アイドルグループの名前の由来になっている「乃木坂」「桜坂」「日向坂」も全部港区にあると聞けば、きっと興味を持つきっかけになるはず。なお、港区観光協会では2022年8月31日まで「坂道表札クイズラリー in 港区」を開催中。プレゼントも用意しているので、ぜひエントリーしてみてください!
《詳しい情報はこちらの記事へ》
乃木坂、南部坂、幽霊坂など、「坂の街」東京・港区の坂を5つの視点でブラミナト
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/463
《「坂道表札クイズラリーin港区」の詳細はこちらから》
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/events/2768
乃木坂、南部坂、幽霊坂など、「坂の街」東京・港区の坂を5つの視点でブラミナト
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港区立エコプラザ SDGsの思想にも通じるエコな取り組みをわかりやすく
JR・浜松町駅、または都営地下鉄・大門駅から徒歩4分ほどのところにある「港区立エコプラザ」は、脱炭素型社会、自然共生型社会、循環型社会、そしてSDGsの4つをテーマに多彩な展示や講演が開催されている環境学習施設です。
木の温もりを感じる館内には、港区が東京・あきる野市から借り受けて管理している「みなと区民の森」で発生した間伐材を使用。そのほかにも、廃校になった小学校の椅子を再利用した工作巣や近隣の子どもたちと管理するビオトープなどエコな仕組みがいっぱい。自習スペースでは環境や生態系に関する子ども向けの資料も閲覧できるので、目と頭の両面で自由研究のヒントが得られることでしょう。
《詳しい情報はこちらの記事へ》
竹芝や浜松町を観光しながらサステナブルについて考えよう! 東京・港区にあるSDGsの取り組みが感じられるスポット
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/459
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放送、物流、海洋生物、特定分野のミュージアムで知識アップ!
東京水産大学の品川キャンパス内にある「マリンサイエンスミュージアム」、愛宕山の山頂に建つ「NHK放送博物館」、高輪にある「物流博物館」。大学や放送局が運営する港区内の3つのミュージアムは学べるポイントがいっぱい。
例えばNHK放送博物館では、ラジオ放送のはじまりから現在の最新技術にいたる日本の放送の歴史を数々の放送機器の実機などを交えて紹介しています。見るだけでなく、8Kスーパーハイビジョンの映像を大型ビジョンで体験できたり、本物さながらのセットでキャスター気分が味わえる放送体験スタジオも。大人も子どもも興奮間違いなしの施設です。
《詳しい情報はこちらの記事へ》
放送や物流の歴史、海の生き物について学ぼう! 東京・港区の「学べるミュージアム」特集
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/articles/438
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港区にある幅広い「自由研究」スポットを紹介しました。一日に数か所を組み合わせて回るのもいいですし、他の観光と合わせて気になる施設を訪れてみるのもおすすめです。ぜひこれらのスポットで自由研究のヒントをつかんでもらえたら嬉しいです。